滋賀ではじめてデザインを頼む人へ|準備・頼み方・お金の流れ
「チラシやホームページのデザインを頼みたい。でも、何を用意して、何を伝えればいいのか分からない」。滋賀ではじめてデザインを依頼する方の多くが、ここで手が止まります。ちゃんと決めてからでないと失礼かな、と思って、相談そのものを先のばしにしてしまう方もいます。この記事では、はじめてデザインを頼むときに準備するもの、伝え方の例文、見積りから支払いまでのお金の流れ、修正やデータのことまで、順に説明します。読み終えたら、そのまま最初の一言を送れるようにしてあります。
何も決まっていなくても、相談していい
はじめに、いちばん伝えたいことです。作るものが決まっていなくても、相談して大丈夫です。
「チラシがいいのか、ホームページがいいのか分からない」。「人が集まらないので、何かしたい」。「ロゴを作ったほうがいいのか迷っている」。このくらいの段階で相談してもらうほうが、むしろ話は早く進みます。
なぜなら、作るものを決めるところから一緒に考えられるからです。チラシを作るつもりで来た方が、話してみると「お店の前の看板を変えるほうが先」だった、ということもあります。
それナル?では、要らないものは要らないとお伝えします。作るものを増やすために相談を受けているわけではありません。
デザインを依頼する前に、そろえると早いもの
何も決まっていなくても相談はできます。そのうえで、次のものがそろっていると、見積りも作業も早く進みます。全部でなくて構いません。あるものだけで大丈夫です。
依頼の前にそろえると早いもの
- 何に使うか(配る・貼る・ホームページに載せる・名刺にする など)
- 誰に見てほしいか(近所の家族連れ・取引先・働きたい人 など)
- いつまでに必要か(配る日・公開したい日・イベントの日)
- 載せたい文章(箇条書きやメモでもいい)
- 使いたい写真(スマホで撮ったものでもいい)
- ロゴや、いま使っている色があれば、そのデータや写真
- 「こんな感じがいい」と思うものの写真や画面(他のお店のチラシなど)
- だいたいの予算(決まっていなければ、なくてもいい)
いちばん大事なのは「何に使うか」と「いつまでに」
この2つが分かると、作るものの形と、間に合うかどうかが決まります。
たとえば同じチラシでも、ポストに入れるのか、お店のレジ横に置くのか、イベントで手渡すのかで、大きさも文字の量も変わります。配る日が決まっていれば、印刷にかかる日数から逆に数えて、デザインの締め切りが決まります。
文章は、きれいに書けていなくていい
「文章を用意してください」と言われると、きちんとした文を書かないといけない気がします。でも、最初はメモで大丈夫です。
「土日もやってる」「駐車場あり(5台)」「初回は割引」。こうした箇条書きで十分です。それを読みやすい並びに整えるのも、デザインの仕事のうちです。
ただし、文章をゼロから書く場合は、別の作業になります(ホームページなら1ページ10,000円〜)。何を書くかの中身は、お店や会社のことをいちばん知っている方から出していただくのが近道です。
デザインの頼み方:伝え方の例文
最初の一言は、短くて構いません。それでも、次のことが入っていると、返事がぐっと具体的になります。「何を」「何のために」「いつまでに」「いま手元にあるもの」です。
伝わりにくい例
- 「いい感じのチラシを作ってほしいです」
- 「おしゃれにしてください」
- 「おまかせします」だけで、使い道が書いていない
- 「急ぎです」だけで、日付がない
伝わりやすい例
- 「草津の整体院です。近所の新聞折込に入れるA4片面のチラシを作りたいです」
- 「来てほしいのは、肩こりに悩む40〜60代の方です」
- 「11月10日に折込に入れたいです。文章のメモと院内の写真が5枚あります」
- 「落ち着いた感じにしたいです。参考に、気になったチラシの写真を送ります」
図1 最初に送るときの、伝わりにくい例と伝わりやすい例
そのまま使える例文
LINEやフォームに、下の文を書きかえて送ってください。
分からないところは「分からない」と書いてもらって構いません。「予算が分からない」「大きさが分からない」も、そのまま送ってください。そこから一緒に決めます。
「おまかせ」は、使い道とセットで
「デザインはおまかせします」と言っていただけるのはありがたいことです。ただ、使い道と見てほしい人が分からないままだと、おまかせされたほうも決めようがありません。
「誰に、何のために」だけ伝えて、見た目はおまかせ。この形がいちばん進めやすいです。
参考は「どこが好きか」を一言そえて
「こんな感じがいい」と思うチラシやホームページがあれば、写真や画面を送ってください。言葉で説明するより、ずっと早く伝わります。
そのとき、「どこが好きか」を一言そえてもらえると助かります。「色が落ち着いているところ」「写真が大きいところ」「文字が少ないところ」。同じ1枚でも、好きなところは人によってちがうからです。
反対に、「こういうのは苦手」というものがあれば、それも教えてください。避けたいものが分かるだけで、案の外れがぐっと減ります。

見積りから納品・支払いまでの流れ
それナル?に頼む場合の流れです。ほかのところに頼む場合も、だいたい同じ順になります。
- 相談LINE・フォーム・電話で一言
- 見積り金額・日程・含まれないもの
- 依頼内容に納得したら、ここで決める
- 制作・確認案を見て、直しを伝える
- 納品データを受け取る
- 支払い銀行振込・インボイス対応
図2 相談から支払いまでの流れ
1. 相談
LINE・フォーム・電話のどれからでも始められます。返事は24時間以内です(土日祝は翌営業日)。
2. 見積り
何を作るか、いくらか、いつできるかをお伝えします。料金に含まれないもの(印刷代・撮影・サーバー代など)も、このとき一緒に書きます。見積りは無料です。
3. 依頼
見積りを見て、納得したら依頼してください。ここまでは、お金はかかりません。打ち合わせは基本オンラインで、必要なときだけ伺います。
4. 制作・確認
案をお見せして、直したいところを伝えていただきます。直しの回数は、頼むものや段によって決まっています(次の見出しで説明します)。
5. 納品
できあがったデータをお渡しします。何をどの形で渡すかは、見積りのときに決めておきます。
6. 支払い
お支払いは銀行振込です。インボイスにも対応しています。
| お仕事の金額 | お支払い |
|---|---|
| 10万円まで | 納品のあとに一括 |
| 10万円を超える | はじめに半分、納品のときに残りの半分 |
急ぎのとき
チラシなどは、3日以内の納品だと+30%です。最短1日でお出しできることもありますが、それは文章と写真がそろっている場合です。社内資料の当日・翌日は+50%です。急ぎのときほど、手元にあるものを最初にまとめて送っていただくのが近道です。急ぎのチラシでそろえるものは「チラシを最短1日で作る条件」にまとめています。
修正は何回できる?
はじめての方がいちばん気にされるのが、直しの回数です。何回でも直せるのか、1回直すとお金がかかるのか。これは、頼む先によってまったくちがいます。だから、頼む前に必ず確かめてください。
それナル?では、段ごとに回数を先に決めています。
| 頼むもの | 料金 | 直し・案の数 |
|---|---|---|
| ホームページ1ページデザイン | 19,800円〜 | 修正なし(文章と写真をお持ちいただく形) |
| ホームページ1ページ(相談しながら) | 49,800円 | 打ち合わせ1回・修正2回まで |
| ロゴ | 49,800円〜 | 3案から1つを選ぶ(名刺デザイン込み) |
決めた回数を超えた直しは、1回5,000円〜です。超えそうなときは、直す前に「ここから先は回数を超えます」とお伝えします。黙って足すことはしません。
直しを少なくするコツ
直しを伝えるときは、「なんとなく違う」ではなく、どこが、どう気になるかを言葉にしてみてください。
- 「電話番号をもっと大きく」
- 「写真を、外観ではなく店内のものに」
- 「色が少し強いので、落ち着かせたい」
ひとつの回で、気になるところをまとめて伝えるのも大事です。1つずつ送ると、それだけで回数が増えてしまいます。家族やスタッフの意見を聞く場合も、まとめてから送ってください。
作ったデータはもらえる?
頼む先によっては、できあがった画像だけを渡して、元のデータ(あとで直せる形のファイル)は渡さない、ということもあります。あとで別のところに直しを頼もうとしたときに、元のデータがなくて困る、という話は珍しくありません。
それナル?では、作ったデータはお渡しします。チラシを来年も少し直して使いたい、ロゴを看板屋さんに渡したい、というときにも困らないようにするためです。
ホームページの場合は、サーバーとドメイン(置き場所と住所)も、ご本人の名義で持っていただきます。ホームページを自分のものとして手元に残すためです。
受け取ったデータは、パソコンの決まった場所や、ネット上の保存先にまとめておいてください。数年後に「あのチラシを少し直して使いたい」と思ったとき、データがすぐ出てくれば、作り直すより手間もお金もかかりません。どこに置いたか分からなくなりそうなら、受け取ったときのメールやLINEを残しておくだけでも助けになります。

途中でやめることになったら
頼んだあとで、事情が変わることもあります。イベントがなくなった。お店の方針が変わった。予算の都合がつかなくなった。
それナル?では、途中でやめることになった場合は、そこまで進んだ分だけをいただきます。それまでに作ったデータもお渡しします。
「やめたら全額かかるのでは」と心配して、気が進まないまま続ける必要はありません。迷ったら、まずそのまま話してください。止めるか、形を変えて続けるか、一緒に考えます。
デザイン事務所など、頼む先を選ぶときに見ておくこと
滋賀にも、デザイン事務所、印刷会社、個人のデザイナーなど、頼める先はいくつもあります。それナル?に限らず、はじめてデザインを頼むときに確かめておくと安心なことをまとめます。選び方のくわしい話は「滋賀でデザイン事務所を選ぶとき」でも書いています。
値段に何が含まれるか
修正の回数、打ち合わせの回数、文章や写真、印刷代。含まれないものまで書いてあるかを見ます。
あとから上がる条件
どんなときに金額が変わるか。それナル?では、直しの回数を超えた・枚数が増えた・急ぎ、の3つだけです。
誰が作るか
話を聞く人と作る人が同じか。それナル?では、聞き取りから納品まで同じ人が受けます。
データの扱い
作ったデータがもらえるか。ホームページなら、サーバーとドメインが誰の名義になるか。
滋賀でデザインを頼むなら:それナル?(木下スタジオ)の進め方
それナル?は、滋賀の木下スタジオ(木下貴博)が運営する、デザインを小さく・早く頼める入口です。大津・草津・守山・近江八幡・長浜など滋賀県内を中心に、京都・大阪・名古屋や全国からのオンラインのご相談も受けています。
この記事で書いてきたことを、進め方として3つ決めています。
- 窓口は1人:聞き取りから納品まで同じ人が受けます。話を聞く人と作る人が分かれないので、伝えたことがそのまま形になります
- 値段を先に出す:直しの回数や含まれないものまで、見積りの時点でお伝えします。上がるのは、直しの回数を超えた・枚数が増えた・急ぎ、の3つだけです
- 作ったデータは渡す:途中でやめた場合も、そこまでのデータをお渡しします
チラシ・ポスター・看板・名刺といった紙のものから、ホームページ、社内資料まで、まとめて頼めます。同じ人が作るので、言い方と色がそろいます。料金はすべて料金のページに出しています。チラシの窓口はこちら、ロゴ・名刺はこちらです。何を作るか決まっていない場合は「“体験設計”って何?」も読んでみてください。
何を作るか決まっていなくても、相談していいですか?
はい。チラシがいいのかホームページがいいのか分からない、という段階でも相談できます。要らないものは要らないとお伝えします。見積りは無料です。
デザインを頼むとき、最低限なにを伝えればいいですか?
「何を作りたいか」「何に使うか」「いつまでに必要か」の3つがあると、見積りが具体的になります。文章や写真は、メモやスマホの写真でも大丈夫です。
修正は何回までできますか?
頼むものと段によって先に決めています。たとえばホームページ1ページ(相談しながら)は修正2回まで、ロゴは3案から1つを選ぶ形です。決めた回数を超えた直しは1回5,000円〜で、超える前に必ずお伝えします。
お金はいつ払いますか?
10万円までのお仕事は納品のあとに一括、10万円を超えるお仕事ははじめに半分・納品のときに残りです。銀行振込で、インボイスにも対応しています。
途中でやめたら、全額かかりますか?
いいえ。そこまで進んだ分だけをいただきます。それまでに作ったデータもお渡しします。


