滋賀のデザイン事務所の選び方|制作会社・フリーランスとの違い
滋賀でデザインを頼みたい。でも、制作会社に頼むのか、フリーランスの人に頼むのか、どこに声をかければいいのか分からない。はじめて依頼する方から、よく聞く迷いです。この記事では、デザインの頼み先を「窓口の人数」「値段の出し方」「データの渡し方」「得意な範囲」の4つで比べます。どこが良い・悪いではなく、自分の仕事にはどこが合うかを決めるための見方をお伝えします。
滋賀でデザインを頼む先は、大きく3つ
「デザイン事務所」「制作会社」「フリーランス」。呼び方はいろいろありますが、頼む側から見ると、違いは「何人で、どう受けるか」です。ここでは分かりやすく、3つに分けて考えます。
A. 制作会社・デザイン事務所
何人かのチームで受ける形です。営業の人、進行をまとめる人、デザインする人、ホームページを組む人などが分かれていることが多いです。大きな仕事や、たくさんの人が関わる仕事を、決まった段取りで進められるのが強みです。
B. フリーランスのデザイナー
1人で受ける形です。話した人がそのまま作るので、やりとりが早く、細かいところまで伝わりやすいのが良いところです。一方で、人によって得意なもの・受け方・値段の出し方が大きく違います。
C. それナル?のような「決まった形の窓口」
それナル?は、滋賀の木下スタジオ(木下貴博)が運営している、会社の困りごとの窓口です。1人が受ける点はフリーランスと同じですが、料金と「何をするか」を先に決めて、ページに出しています。本店の木下スタジオではアートディレクター(見た目と伝え方の全体をまとめる役)として大きな仕事をしていて、それナル?はその考え方を「小さく・早く」頼める入口です。
制作会社・事務所
チームで受ける。大きな仕事や、関わる人が多い仕事を段取りよく進められる。
フリーランス
1人で受ける。話が早い。受け方や値段の出し方は人によって違う。
それナル?
1人で受ける。料金とやることを先に出している。小さな仕事を早く頼む入口。
図1 デザインを頼む先の3つの形
どれが上ということはありません。頼みたい仕事の大きさと、自分が何を大事にしたいかで、合う先が変わります。ここからは、比べるときに見てほしい4つの点を順に説明します。
比べ方1:窓口の人数
最初に見てほしいのは、「話す人」と「作る人」が同じかどうかです。
チームで受ける場合
制作会社では、打ち合わせに出てくる人と、実際に手を動かす人が別のことがあります。間に進行の人が入って、話をまとめて作る人に渡します。人が多いぶん、大きな仕事でも止まらずに進みます。担当が休んでも、ほかの人が引き継げます。
そのかわり、伝えたことが人から人へ渡るあいだに、細かいニュアンスが変わることがあります。「あのとき話した、あの感じ」が伝わりにくい、ということです。
1人で受ける場合
フリーランスやそれナル?では、聞いた人がそのまま作ります。「この写真は使いたくない」「お客さんにはこう呼ばれている」といった小さな話も、そのまま形に入ります。
そのかわり、受けられる量には限りがあります。それナル?では、1件ずつ手を入れるために、受けるのを毎月3社までにしています。
話す人と作る人が別
- 大きな仕事でも止まらない
- 担当が休んでも引き継げる
- 細かい話は伝え直しが要ることがある
話す人と作る人が同じ
- 小さな話もそのまま形に入る
- やりとりが早い
- 受けられる量に限りがある
図2 窓口の人数で変わること
比べ方2:値段の出し方
デザインの値段は、頼む先によって出し方がかなり違います。金額そのものより、「どう決まるか」を見ておくと安心です。
見積りで出す形
話を聞いてから、仕事ごとに金額を出す形です。中身が決まっていない大きな仕事では、この形がいちばん合います。決めることが多いほど、最初に一律の値段を言うのは難しいからです。
この形で頼むときは、見積りに何が入っていて、何が入っていないかを一緒に確かめておくと、あとで食い違いが起きにくくなります。
先に料金を出している形
「チラシ片面A4 19,800円〜」のように、ページに金額を出している形です。それナル?はこの形です。含まれないもの(印刷代・撮影・サーバーとドメイン代など)まで先に書いています。
やることを決めてあるので、その分の値段を抑えられます。手を抜いているからではありません。決まっていない作業がふくらまないように、修正の回数や打ち合わせの回数を段ごとに決めているからです。
あとから上がる条件を聞いておく
どの頼み先でも、見積りのあとで金額が変わることはあります。大事なのは、どんなときに上がるかを先に知っておくことです。それナル?で上がるのは、次の3つだけです。
- 直しが決めた回数を超えた(1回5,000円〜)
- ページや枚数が増えた
- 急ぎになった(+30〜50%)
上がる前には必ずお伝えします。料金の一覧は料金のページにまとめています。ホームページの費用の内訳は「滋賀でホームページを作るといくら?」でくわしく書いています。
比べ方3:データの渡し方
見落とされがちですが、あとで困りやすいのがここです。「できあがったものの元のデータを、もらえるかどうか」です。
もらえるデータは、頼む先で違う
チラシなら、印刷に回すための完成データ。ロゴなら、拡大しても荒れないデータや、色違いのデータ。ホームページなら、サーバーに置くファイル一式。どこまでを渡すかは、頼む先によって決まりが違います。
元のデータは渡さず、直しはいつもその会社に頼む、という形もあります。これは悪いことではなく、「直しまで含めて任せたい」方には楽な形です。ただ、あとで別の人に頼みたくなったときに、作り直しになることがあります。
それナル?は、作ったデータをお渡しします
それナル?では、作ったデータはお渡しします。ホームページのサーバーとドメインも、ご本人の名義で持っていただきます。頼む先を変えたいときに、手元に何も残らない、ということがないようにするためです。
そのうえで、要らないものは要らないとお伝えします。使わないデータをたくさん渡しても、かえって迷うからです。
データについて、最初に聞いておくこと
- 完成したデータはもらえるか(印刷用・Web用)
- ロゴなら、色違い・白抜き・横長などの形も入っているか
- ホームページのサーバーとドメインは誰の名義か
- あとで自分で直したり、別の人に頼んだりできるか
比べ方4:得意な範囲
デザインと一口に言っても、ホームページ、チラシ、ロゴ、看板、社内資料と、作るものはさまざまです。頼む先によって、得意な範囲が違います。
ひとつのものを深く作る
Webだけ、印刷物だけ、と範囲をしぼっている制作会社やフリーランスも多くいます。範囲をしぼっているぶん、その分野の決まりごとや最新のやり方にくわしいことが多いです。予約の仕組みが入ったホームページや、数十ページある会社案内など、大きくて専門的な仕事なら、その分野にくわしい先が合います。
紙からWebまでまとめて頼む
それナル?は、紙(チラシ・ポスター・看板・名刺)からWeb、社内資料までをまとめて受けています。同じ人が作るので、言い方と色がそろいます。名刺とホームページで会社の雰囲気が違う、看板とチラシで電話番号の目立たせ方が違う、ということが起きにくくなります。
また、作るものがまだ決まっていなくても相談できます。「チラシがいいのか、ホームページがいいのか分からない」「会議がうまく回らない」という段階からでも大丈夫です。

小さく頼めるかどうか
もう一つ見ておきたいのが、「小さな仕事を受けているか」です。バナー1枚、名刺だけ、1ページのホームページだけ。こうした小さな仕事は、受ける先が限られることがあります。それナル?は、バナー・SNS画像1枚5,000円〜、名刺14,800円〜(両面)と、小さく頼める形にしています。
| 見るところ | 制作会社・事務所 | フリーランス | それナル? |
|---|---|---|---|
| 窓口の人数 | チームで受けることが多い | 1人 | 1人(聞き取りから納品まで同じ人) |
| 値段の出し方 | 見積りで出すことが多い | 人によって違う | 先に料金を出している(含まれないものまで) |
| データの渡し方 | 会社ごとの決まりによる | 人によって違う | 作ったデータはお渡しする |
| 得意な範囲 | 大きな仕事・専門的な仕事 | その人の得意分野 | 紙からWeb・社内資料までの小さな仕事 |
自分に合う頼み先の決め方
4つの比べ方を、自分の仕事に当てはめてみます。次の順に考えると、合う先がしぼれます。
- 仕事の大きさ大きい・関わる人が多い→チームで受ける先
- 作るもの1つを深く→その分野の先/いくつも→まとめて受ける先
- 予算の決め方先に上限を知りたい→料金を出している先
- データ手元に残したい→渡してくれる先
- 問い合わせ2〜3か所に同じ内容で聞いてみる
図3 頼み先をしぼる順番
同じ内容で、何か所かに聞いてみる
迷ったら、同じ内容を何か所かに送ってみるのがいちばん確かです。返事の早さ、質問の中身、見積りの書き方を比べると、その先の進め方が見えてきます。
そのときは、次の3つを書いておくと、どこからも答えやすくなります。
- 何に使うか(店の前に置く、採用の説明会で配る、など)
- いつまでに要るか
- 手元にあるもの(ロゴ、写真、文章、前に作ったチラシなど)
何をそろえればいいか分からないときは、「はじめてデザインを頼む人へ」に準備するものと伝え方の例文をまとめています。
1か所に全部を頼まなくてもいい
頼み先は、1つに決めなくてもかまいません。たとえば、予約の仕組みが入った大きなホームページはその分野にくわしい制作会社に頼み、名刺やチラシ、SNSの画像のような小さなものは別の先に頼む。こうした分け方をしている会社も多くあります。
分けて頼むときに気をつけたいのは、色と書体、ロゴの使い方をそろえることです。ロゴのデータと、使っている色の番号を手元に持っておけば、どの先に頼んでも同じ見た目で作ってもらえます。だからこそ、データを受け取っておくことが大事になります。
近くの先がいいとは限らない
滋賀でデザインを頼むとき、「近いところのほうが安心」と考える方も多いです。会って話せる安心感は大きいものです。一方で、いまは打ち合わせをオンラインで済ませることも増えました。大津や草津の会社が、彦根や長浜の頼み先と組むことも、その逆も普通にあります。
大事なのは、距離より「話が通じるか」「必要なときに来てもらえるか」です。それナル?も打ち合わせは基本オンラインで、お店の様子を見たほうがいいときなど、必要なときだけ伺います。
問い合わせで聞いておきたいこと
どこに頼むにしても、最初の問い合わせで次のことを聞いておくと、あとで食い違いが起きにくくなります。失礼な質問ではありません。きちんと受けている先なら、どれもすぐに答えてくれます。
最初の問い合わせで聞くこと
- 打ち合わせに出る人が作るか
- 修正は何回まで入っているか
- 金額が上がるのはどんなときか
- 料金に含まれないものは何か(印刷代・撮影・サーバー代など)
- 完成したデータはもらえるか
- 途中でやめることになったらどうなるか
それナル?では、このうち多くを先にページに書いています。途中でやめることになった場合は、そこまで進んだ分だけをいただきます。支払いは、10万円までのお仕事なら納品のあとに一括、10万円を超えるお仕事ならはじめに半分・納品のときに残りです。銀行振込で、インボイスにも対応しています。
滋賀でデザインを頼むなら:それナル?(木下スタジオ)の進め方
それナル?は、滋賀県内を中心に受けています。大津・草津・守山・栗東・野洲・近江八幡・東近江・彦根・米原・長浜・甲賀・湖南・高島、日野町・竜王町・愛荘町・多賀町。京都・大阪・名古屋や、全国からのオンラインのご相談も受けます。
進め方は3つに決めています。
- 窓口は1人。聞き取りから納品まで同じ人が受け、渡すものは必ず目を通します
- 値段を先に出す。含まれないものと、上がる条件まで書いています
- 作ったデータはお渡しします
相談は、LINE・フォーム・電話のどれからでも始められます。返事は24時間以内です(土日祝は翌営業日)。見積りは無料です。どんな窓口かはそれナル?についてに、相談は相談のページからどうぞ。「まだ何を作るか決まっていない」という段階でも、そのまま聞いてください。
滋賀でデザイン事務所に頼むのと、フリーランスに頼むのは、どちらがいいですか?
仕事の大きさで変わります。関わる人が多い大きな仕事はチームで受ける制作会社や事務所が合い、小さな仕事を早く進めたいときは1人で受ける先が合うことが多いです。窓口の人数・値段の出し方・データの渡し方・得意な範囲の4つで比べてみてください。
何を作るか決まっていなくても相談できますか?
はい。それナル?では、チラシがいいのかホームページがいいのか分からない、という段階から相談を受けています。見積りは無料です。
作ったデータはもらえますか?
それナル?では、作ったデータはお渡しします。ホームページのサーバーとドメインもご本人の名義で持っていただきます。頼む先によって決まりが違うので、ほかの先に頼むときも最初に聞いておくと安心です。
打ち合わせは会って話せますか?
基本はオンラインです。お店の様子を見たほうがいいときなど、必要なときだけ伺います。滋賀県内を中心に、京都・大阪・名古屋にも対応しています。


