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ロゴ・名刺

滋賀のロゴ制作|崩れないロゴの作り方と費用(名刺込み)

2026.10.07 · 読む時間 約11分 · 木下スタジオ 木下貴博

滋賀のロゴ制作|崩れないロゴの作り方と費用(名刺込み)

「ロゴを作りたい。でも、何を決めればいいのか分からない」。滋賀ではじめてロゴ制作を頼む方から、いちばんよく聞く声です。いいロゴかどうかは、見た目の好みだけでは決まりません。名刺の隅に小さく刷っても、看板に1色で載せても、写真の上に白で抜いても、同じ顔に見えるかどうか。この記事では、小さな会社やお店のロゴが使われる場所、崩れないかの確かめ方、3案から1つに決める進め方、受け取るデータの種類、そして費用までを順にお話しします。

ロゴは「見る場所」の数だけ試される

ロゴは1枚の絵ではありません。いろいろな場所に、いろいろな大きさで置かれる「名前の顔」です。

パソコンの画面で大きく見ているときは、どの案もきれいに見えます。細い線も、やわらかいグラデーション(色が少しずつ変わる塗り)も、ちゃんと見えるからです。ところが実際に使うときは、もっと厳しい場所に置かれます。

小さな会社やお店で、ロゴがよく使われる場所は次の5つです。

01

名刺

いちばん小さく使う場所。幅が1〜2cmほどになることも多い。細い線や小さな字がつぶれやすい。

02

看板

遠くから、短い時間で見られる。色の数が少ないほど製作もしやすい。1色で載せることも多い。

03

ホームページ

画面の左上に小さく置かれる。スマホでは指先ほどの大きさ。白い地と色の地、両方で使う。

04

のぼり・SNSアイコン

のぼりは布に刷るので細部が出にくい。SNSのアイコンは丸く切り取られ、さらに小さくなる。

図1 ロゴが使われるおもな場所と、そこで起きやすいこと

この5つに共通するのは、「小さい」「色が少ない」「地の色が決まっていない」ということです。だから、ロゴを決めるときは画面で大きく見るのではなく、この厳しい場所に置いて確かめます。

たとえば、写真の上に置くホームページのいちばん上。のぼりの濃い色の布。夜に照らされた看板。どれも白い紙の上ではありません。地の色が変わっても、同じロゴだと分かる。それが小さな会社のロゴにとって、いちばん大切な強さです。

名前を覚えてもらう道具、と考える

お客さんがロゴを見るのは、ほんの一瞬です。店の前を通るとき。名刺を受け取ったとき。スマホで検索したとき。その一瞬で「あ、あのお店だ」と思い出してもらえれば、ロゴは役目を果たしています。

意味をたくさん込めるより、何度見ても同じに見えることのほうが効きます。きれいさは、その次です。

ロゴのデザインが崩れないかの3つの確かめ方

案ができたら、気に入るかどうかの前に、3つの試験をします。それナル?では、案をお見せする前に、この3つを済ませています。

1. 1色にしてみる

まず、色を全部取って黒1色にします。それでも形が読めるか。何の形か分かるかを見ます。

色に頼っているロゴは、1色にすると急に弱くなります。たとえば、2つの色の差だけで形を見せているロゴは、黒1色にすると形が消えてしまいます。看板やゴム印、白黒コピーのチラシ、FAXの送り状。1色で使う場面は、思っているより多いものです。

2. 小さくしてみる

次に、名刺の大きさまで縮めます。スマホの画面の左上の大きさにもしてみます。

細い線が消えていないか。字と字の間がくっついていないか。小さな飾りがゴミのように見えていないか。ここで多くの案がふるい落とされます。小さくしたときに見えなくなる部分は、はじめから要らない部分かもしれません。

3. 白で抜いてみる

最後に、濃い色の地の上に白で置きます。これを「白抜き」と言います。写真の上、紺ののぼり、黒いTシャツ、店の暖簾などで使う形です。

白で抜くと、太さの感じが変わって見えます。白は広がって見えるので、黒のときより少し太く、ぼてっと見えることが多いのです。字の中の小さなすき間が埋まって見えないかも確かめます。

ロゴが崩れないかのチェックリスト

  • 黒1色にしても、何の形か分かる
  • 名刺の大きさ(幅1〜2cmほど)でも、線がつぶれない
  • スマホの画面の左上でも、名前が読める
  • 濃い色の地に白で抜いても、すき間が埋まらない
  • 丸く切り取ったSNSアイコンでも、真ん中に収まる
  • 横長の場所と、縦長・正方形の場所の両方に置ける
  • 写真の上に置いても、名前が埋もれない

図2 案を選ぶ前に済ませておきたい確かめ方

ポイントこの試験は、好みを決める前にします。気に入った案が試験に落ちると、あとで「名刺では読めない」「看板では色が出ない」と困ります。先に落としておけば、残った案はどれを選んでも使えます。

3案から1つに決める進め方

それナル?のロゴは、3案をお見せして、そこから1つに決めていただく形です。案の数を3つにしているのには、理由があります。

案が1つだけだと、比べるものがないので「これでいいのかな」と迷いが残ります。反対に、10案も20案も並ぶと、今度は選べなくなります。どれも少しずつ良く見えて、決め手がなくなるからです。3つなら、それぞれの違いがはっきりして、話し合いもしやすくなります。

  1. 聞き取りどんなお店か、誰に来てほしいか
  2. 使う場所を決める名刺・看板・Web・のぼりなど
  3. 3案を作る3つの試験を済ませてから
  4. 1つに決める使う場所に置いた画で比べる
  5. 仕上げ細かな調整と名刺のデザイン
  6. データを渡す色の種類・形式をそろえて

図3 ロゴを3案から1つに決めるまでの流れ

聞き取りで聞くこと

はじめの聞き取りでは、デザインの好みよりも、お店のことを聞きます。何を売っているか。どんな人に来てほしいか。近くに似たお店があるか。名前の由来は何か。いつから続いているか。

うまく言葉にできなくても大丈夫です。「こういう雰囲気は違う」という話も、立派な手がかりになります。好きなお店の看板の写真や、よく見る雑誌の切り抜きがあれば、それも見せてください。

3案は「向きの違う3つ」にする

3案は、同じ方向で少しずつ違うものではなく、向きの違う3つにします。たとえば、字だけで組む案、マーク(記号)と名前を組み合わせる案、手で書いたような線を生かす案。こうすると、「うちはこっちの方向だ」と決めやすくなります。

案をお見せするときは、白い紙の上のロゴだけでは出しません。名刺、看板、スマホの画面、のぼりに置いた画を一緒にお見せします。実際の場所で比べると、「画面では好きだったけど、看板ではこっちのほうが目立つ」といった気づきが出てきます。

和菓子店「比良製菓」のロゴ。同じ太さの線1本で書いた小文字で、hの上だけが比良山の形に立ち上がっている
制作例(見本):和菓子店のロゴ。同じ太さの線1本で書き、h の上だけを山の形にしています。線の太さがそろっているので、小さくしても白で抜いても形が残ります。

決めるときのコツ

3案から1つを選ぶときは、ご家族やスタッフの方に意見を聞くのもいいと思います。ただ、全員の好みを足し合わせると、どの方向でもない案になりがちです。決めるのは1人、と先に決めておくと進みが早くなります。

迷ったら、「いちばん多く使う場所」で比べてください。看板がいちばん目立つお店なら看板の画で。お客さんの多くがインスタグラムから来るお店なら、アイコンの画で。使う場所がはっきりすれば、選ぶ理由もはっきりします。

滋賀のお店に合う、日本語のロゴという選び方

ロゴというと、アルファベットのものを思い浮かべる方が多いかもしれません。でも、滋賀の小さなお店や会社なら、日本語のロゴのほうが合うことがよくあります。

お客さんの多くが日本語で検索し、日本語で名前を呼ぶからです。アルファベットのロゴだと、読み方が分からず、口コミで名前が広がりにくいことがあります。「あの、英語の看板の店」と言われるより、「〇〇さん」と名前で呼ばれるほうが覚えてもらえます。長浜や彦根の古い町並みのように、昔からの名前で呼ばれている場所ならなおさらです。

日本語ロゴの難しいところ

日本語には、漢字・ひらがな・カタカナがあります。漢字は画数が多く、小さくするとつぶれやすい。ひらがなは形がやわらかく、並べると字の大きさがばらついて見えます。カタカナは角ばっていて、並べると固い印象になりやすい。

そのため、日本語のロゴは、パソコンに入っている書体(フォント)をそのまま打つだけではうまくいかないことが多いのです。字と字の間を1つずつ詰めたり、画数の多い字の線を少し細くしたり、ひらがなの大きさをそろえたりします。こうした調整をしてはじめて、小さくしても読める日本語の名前になります。

今のロゴに日本語版を足す

すでにアルファベットのロゴを持っていて、「日本語でも名前を見せたい」という相談もあります。看板やチラシで、ふりがなのように日本語を添えたい場合です。

この場合は、今のロゴの線の太さや雰囲気に合わせて、日本語の名前を組みます。ロゴの日本語版だけなら29,800円〜で受けています。今のロゴはそのまま残せます。

酒場「港の酒場 ミナトヤ」のロゴ。カタカナを四角と斜めの板だけで組み、上に丸い札が4つ並ぶ
制作例(見本):酒場のロゴ。カタカナを四角と斜めの板だけで組みました。部品の形が単純なので、のぼりや暖簾に1色で刷っても崩れません。

受け取るデータの種類

ロゴができあがったら、データをお渡しします。ここで「どれを使えばいいの?」と困る方が多いので、先に説明しておきます。

ロゴのデータには、ファイルの形式(AI・PNG・SVG)と、色の種類(カラー・白黒・白抜き)の2つの軸があります。この組み合わせで、使う場所に合うものを選びます。

表1 受け取るロゴのデータと、おもな使いみち
形式どんなデータかおもな使いみち
AIIllustrator(デザイン用のソフト)で開く元のデータ。大きくしても荒れない看板屋さん・印刷屋さんへ渡す。のぼりや大きな印刷物
SVGWebで使える、大きくしても荒れない形式ホームページ。Web制作会社へ渡す
PNGふつうの画像。背景を透明にできるSNSアイコン、WordやPowerPointの資料、メールの署名
表2 色の種類と、使う場面
カラー決めた色で。名刺・ホームページ・チラシなど、ふだんいちばん使う形
白黒黒1色で。白黒コピー、ゴム印、1色刷りの印刷物、FAXの書類など
白抜き白1色で。写真の上、濃い色ののぼりや看板、黒いTシャツなど

迷ったときの目安は、「人に渡すならAI、自分で使うならPNG」です。看板屋さんや印刷屋さんから「ロゴのデータをください」と言われたら、AIのデータを渡してください。ご自身でSNSや資料に貼るなら、PNGで足ります。

ポイントAIのデータは、Illustratorを持っていないと開けません。開けなくても問題はありません。看板屋さんや印刷屋さんに、そのまま渡せば使ってもらえます。開けないから要らない、と消してしまわないようにだけ気をつけてください。

データは自分で持っておく

作ったデータはすべてお渡しします。ロゴはお店や会社のものなので、ご自身で持っておくのがいちばん安心です。

パソコンの中だけでなく、クラウド(ネット上の保管場所)にも1つ置いておくと、パソコンが壊れたときにも困りません。何年かたって看板を作り直すとき、「ロゴのデータがどこにもない」という相談は珍しくないのです。

名刺までそろえて、はじめて使える

ロゴだけできても、すぐに使えるわけではありません。いちばん早く人の手に渡るのは名刺です。だから、それナル?のロゴには名刺のデザインを込みにしています。

名刺は、ロゴの使い方を決める最初の練習でもあります。ロゴをどの大きさで置くか。名前や電話番号の字とどう並べるか。ロゴの色をどこまで使うか。名刺でこれを決めておくと、あとでチラシやホームページを作るときにも、同じ決まりで並べられます。

和菓子店の名刺。ロゴのhの頭にある比良山の稜線だけを取り出し、紙の横いっぱいに1本引いて罫の代わりにしている
制作例(見本):和菓子店の名刺。ロゴの山の線だけを取り出して、紙の横いっぱいに1本引きました。ロゴの一部が、名刺の飾りとしてそのまま使えています。

あとから広げるもの

名刺のあとは、使う順番に広げていけば大丈夫です。お店ならのぼりや置き看板。道沿いなら野立て看板。Webで知ってもらうならホームページやSNSの画像。全部を一度にそろえる必要はありません。

看板については、野立て看板で失敗しない:車から読めるのは3つまでで詳しく書いています。紙からWebまで同じ窓口で頼めば、言い方と色がそろいます。

滋賀でロゴを頼む費用と、含まれるもの

最後に、費用の話です。それナル?では、値段を先に全部出しています。含まれないものまで書いておくのは、あとで「これは別料金です」とならないためです。

表3 ロゴまわりの料金(税抜)
ロゴ49,800円〜(3案から1つ・名刺デザイン込み)
ロゴの日本語版だけ29,800円〜
名刺だけ14,800円〜(両面)
のぼり・置き看板19,800円〜
含まれないもの印刷代・撮影

料金が上がるのは3つの場合だけです。直しが決めた回数を超えたとき(1回5,000円〜)、作るものの数が増えたとき、急ぎのとき(+30〜50%)。それ以外で上がることはありません。

支払いは、10万円までは納品後に一括、銀行振込です。インボイスにも対応しています。途中でやめることになった場合は、そこまでの分だけいただきます。

なぜこの値段でできるのか

ロゴの値段は、頼む先によって大きく違います。それナル?の値段が抑えてあるのは、やることを先に決めてあるからです。案は3つ。名刺まで。使う場所に置いて確かめる。この形を決めているので、打ち合わせや作業に迷う時間が少なくなります。手を抜いているからではありません。

滋賀でロゴを頼むなら:それナル?(木下スタジオ)の進め方

それナル?は、木下スタジオ(滋賀・木下貴博)の小さい入口です。本店ではアートディレクター(見た目全体の方向を決める人)として大きな仕事をしていて、その考え方を「小さく・早く」頼めるようにしています。大津や草津など県内のお店や会社のロゴを、オンラインの打ち合わせで進めます。必要なときだけ伺います。

  • 窓口は1人:聞き取りから納品まで、同じ人が担当します。お渡しするものは、必ず目を通してから出します。
  • 値段を先に出す:含まれないもの(印刷代・撮影)と、上がる3つの条件まで、はじめに伝えます。
  • 作ったデータは渡す:AI・PNG・SVGを、カラー・白黒・白抜きでそろえてお渡しします。

1件ずつ手を入れるため、受付は毎月3社までにしています。ロゴのことはロゴ・名刺のページに、料金の一覧は料金ページにまとめています。名刺だけを頼みたいときは名刺のデザインの記事、開店に向けてロゴから看板までそろえたいときは開店の準備でそろえるものの記事も参考にしてください。

ロゴの案は何案もらえますか?

3案お見せして、そこから1つに決めていただきます。3案はどれも、1色・小さく・白抜きの3つの試験を済ませてからお出しします。名刺やのぼりに置いた画も一緒にお見せするので、使う場所で比べて選べます。

ロゴの費用には何が含まれますか?

ロゴは49,800円〜(税抜)で、3案から1つに決めるまでと、名刺のデザインが含まれます。印刷代は含まれません。直しが決めた回数を超えた場合(1回5,000円〜)、作るものが増えた場合、急ぎの場合だけ料金が上がります。

どんな形式のデータがもらえますか?

AI・PNG・SVGの形式で、カラー・白黒・白抜きの色違いをお渡しします。看板屋さんや印刷屋さんにはAI、ホームページにはSVG、SNSや資料にはPNGを使うのが目安です。作ったデータはすべてお渡しします。

今あるロゴに日本語の名前を足すことはできますか?

できます。今のロゴの線の太さや雰囲気に合わせて、日本語の名前を組みます。ロゴの日本語版だけなら29,800円〜(税抜)です。今のロゴはそのまま使えます。

滋賀の外からでも頼めますか?

打ち合わせは基本オンラインなので、全国から頼めます。滋賀県内と京都・大阪・名古屋は、必要なときに伺うこともできます。LINEかフォームで一言送っていただければ、24時間以内(土日祝は翌営業日)にお返事します。見積りは無料です。

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