滋賀のショップカード・スタンプカード|また来てもらう作り方
滋賀でお店を開いて、レジ横にショップカードを置きたい。スタンプカードも作って、また来てもらえるようにしたい。でも、小さな紙に何をどこまで載せればいいのか、迷う方は多いです。この記事では、ショップカードとスタンプカードのデザインを、名刺サイズの使い方、表と裏の役割、地図かQRコードか、スタンプ欄の作り方の順に説明します。
ショップカードは「思い出すための紙」
ショップカードは、お店を出たあとに働く紙です。お客さんは、お会計のときに1枚取って、財布やかばんに入れます。そして数日後、数週間後に、財布の中で見つけたり、家族に渡したりします。そのときに「あの店だ」と思い出してもらえるかどうか。ショップカードの役目は、ほとんどそこにあります。
ですから、ショップカードで大事なのは、たくさんの情報ではありません。どんな店だったかを思い出せることと、もう一度行くための手がかりがあること。この2つです。
スタンプカードは、そこにもう1つ役目が加わります。「次も来る理由」を、紙の上に見える形で残すことです。スタンプが1つずつ増えていくのを見ると、あと少しで埋まる、という気持ちが生まれます。
名刺サイズに収める
財布やカード入れに入る大きさ。小さいからこそ、載せるものを選びます。
表と裏で役割を分ける
表は「どの店か」、裏は「どう行くか・いつ開いているか」。
地図かQRかを選ぶ
お店の場所と、お客さんの使い方で決めます。両方は入れなくていいことが多いです。
スタンプ欄は押しやすく
押す人と、押される人の両方にとって使いやすい形にします。
図1 ショップカード・スタンプカードの4つの要点
名刺サイズで作る理由
ショップカードやスタンプカードは、名刺と同じ大きさで作ることが多いです。日本の名刺は、ふつう91mm×55mmです。この大きさだと、財布のカード入れや名刺入れにそのまま入ります。
変わった形や大きなカードは、目を引くかもしれません。でも、財布に入らないと、持ち帰ってもらえても、どこかに置かれてそのままになりがちです。スタンプカードは何度も持ってきてもらう紙なので、とくに「入る大きさ」が大事です。
小さいから、載せるものを選ぶ
名刺サイズの紙は、思っているより小さいです。店名、何の店か、住所、営業時間、定休日、電話番号、SNS、地図、QRコード、ひとこと。全部を入れると、文字がとても小さくなります。小さすぎる字は、読みにくいだけでなく、お店の印象までせわしなくしてしまいます。
そこで、表と裏に分けて、それぞれの面で載せるものを決めます。
置き場所と渡し方も先に決める
カードをどこに置くか、どう渡すかも、デザインの前に決めておきます。レジ横に置いて自由に取ってもらうのか、お会計のときに手渡すのか。置いておくなら、カード立てに入れたときに上の方しか見えないことがあります。そのときは、店名とロゴを紙の上の方に寄せておくと、置いたままでも何の店か分かります。手渡しなら、お客さんが受け取って最初に見る向きを考えて、表の向きを決めます。小さなことですが、こうした使われ方に合わせると、同じ大きさの紙でもずっと働くようになります。
| 必ず載せる | 店名・ロゴ/何の店か/住所/営業時間・定休日 |
|---|---|
| どちらかを載せる | 地図/QRコード(ホームページや地図アプリへ) |
| あれば載せる | 電話番号/SNSのアカウント名 |
| 載せなくていいことが多い | 長い紹介文/メニューの一覧/細かい注意書き |
表と裏の役割を分ける
名刺サイズの紙を上手に使うには、表と裏に違う役割を持たせます。
表は「どの店か」
表は、財布から取り出したときに最初に見える面です。ここには、店名とロゴ、何の店かを置きます。「焼菓子」「和菓子」「酒場」のように、何の店かが一言で分かる言葉があると、思い出しやすくなります。
表には、あまり多くを載せないほうがいいことが多いです。ロゴと店名だけの、静かな表も十分に働きます。お店の雰囲気は、情報の量より、余白や色や紙の手ざわりで伝わります。
裏は「どう行くか・いつ開いているか」
裏は、もう一度行こうと思ったときに読む面です。住所、営業時間、定休日、電話番号、地図かQRコード。行くために必要な情報を、ここにまとめます。
営業時間と定休日は、とくに大事です。せっかく思い出してくれても、行った日が休みだったら、次はなかなか来てもらえません。曜日によって時間が違うときは、表のように並べると読みやすくなります。
よくある形
- 表に住所も営業時間もSNSも詰め込む
- 字が小さくなり、店名まで目立たない
- 裏が白いまま、または表と同じ内容
- 定休日が書いていない、見つけにくい
こうすると思い出せる
- 表は店名・ロゴ・何の店か、だけ
- 余白を残して、お店の雰囲気を出す
- 裏に住所・時間・定休日・地図かQRをまとめる
- 定休日は営業時間のすぐそばに
図2 表と裏の使い方をくらべる

地図か、QRコードか
お店への行き方を、地図で載せるか、QRコードで載せるか。よく聞かれることです。名刺サイズの裏に両方を入れると、どちらも小さくなります。多くの場合は、どちらか1つにしぼったほうが使いやすくなります。
地図が向いているお店
地図が向いているのは、駅や大きな道からの行き方を、ひと目で伝えたいお店です。「駅を出て右、2つ目の角」のように、目印から近い場所なら、簡単な地図がいちばん早く伝わります。
ただし、名刺サイズに入る地図は、とても小さくなります。道を全部描くのではなく、駅、大きな道、目印になる建物、お店。そのくらいまで減らした地図にします。細かすぎる地図は、かえって読めません。
QRコードが向いているお店
QRコードが向いているのは、車で来るお客さんが多いお店や、目印が少ない場所にあるお店です。滋賀では、守山や近江八幡のように車で動く人が多い地域も多く、地図アプリで道案内を始めてもらう方が早いことがあります。QRコードから地図アプリのお店の場所を開けるようにしておけば、そのまま道案内が始まります。
QRコードの行き先は、地図アプリのお店の場所か、お店のホームページのどちらかにします。地図アプリにお店の情報をきちんと載せておくことも大切です。その方法は地図アプリで見つけてもらう記事にまとめています。
地図かQRかを決めるとき
- お客さんは歩いて来るか、車で来るか
- 駅や大きな道など、分かりやすい目印が近くにあるか
- 地図アプリにお店の場所が正しく出るか
- QRコードの行き先(地図アプリかホームページか)が決まっているか
- QRコードは、読み取れる大きさで置けるか
スタンプカードの作り方
スタンプカードは、ショップカードとは別に作ることもあれば、ショップカードの裏をスタンプ欄にすることもあります。どちらにするかは、お店の使い方で決めます。
別に作るか、裏をスタンプ欄にするか
ショップカードの裏をスタンプ欄にすると、1枚で済みます。でも、住所や営業時間を置く場所がなくなります。表に少しだけ情報を寄せるか、スタンプ欄の下に1行だけ営業時間を入れるか、工夫が必要です。
別に作る場合は、ショップカードは誰でも持ち帰れる紙、スタンプカードはお会計のときに渡す紙、と役割を分けられます。どちらも同じロゴと色で作れば、2枚がばらばらに見えることはありません。
スタンプ欄は「押しやすく、数えやすく」
スタンプ欄は、押す人と押される人の両方にとって使いやすい形にします。
- 枠の大きさ:使うスタンプより少し大きく。はみ出したり、隣と重なったりしないように。
- 枠の数:お店のサービスに合わせて。数が多すぎると、1つ1つの枠が小さくなります。
- 並べ方:5つずつなど、数えやすい区切りで並べます。あといくつかが、ひと目で分かります。
- 特典の書き方:何個たまると何があるかを、スタンプ欄のすぐそばに短く書きます。
- 紙の表面:つるつるした紙は、スタンプのインクが乾きにくいことがあります。印刷所に相談して紙を選びます。
- 決める枠の数と特典
- はかる使うスタンプの大きさ
- 並べる数えやすい区切りで
- 試す刷ったものに押してみる
図3 スタンプ欄を作る順番
スタンプ欄は、枠の形にお店らしさを出すこともできます。ロゴの形を小さくした枠や、お店の品にちなんだ形の枠。ただし、凝った形にすると押しにくくなることもあるので、使うスタンプとの相性を先に確かめます。

ロゴと一緒に考えると、そろう
ショップカードやスタンプカードは、ロゴがあるとずっと作りやすくなります。ロゴの色、形、線の太さを、カードの部品として使えるからです。上の和菓子店の例のように、ロゴの一部を取り出して罫や枠にすることもできます。
これからお店を開く方や、ロゴがまだない方は、ロゴとカードを一緒に考えるのがおすすめです。それナル?のロゴの料金には名刺デザインが含まれているので、ロゴを決めたあと、その形でショップカードまで作れます。ロゴの考え方は小さな会社・お店のロゴの記事、名刺の作り方は名刺デザインの記事にまとめています。
ショップカードのほかに、チラシやのぼり、ホームページも必要になることがあります。それナル?では、紙からWebまで同じ窓口で頼めるので、言い方と色がそろいます。開店のときにそろえたいもの全体は開店のときにそろえるデザインの記事をご覧ください。
滋賀でショップカードを作る費用
それナル?では、ショップカード・スタンプカードのデザインを、名刺と同じ考え方でお受けしています(税抜)。
- 名刺サイズのカード(両面):14,800円〜
- ロゴ:49,800円〜(3案から1つ・名刺デザイン込み)
- ロゴの日本語版だけ:29,800円〜
ショップカードとスタンプカードの両方を作る場合や、裏の作りを変えて何種類か作る場合は、内容をうかがってからお見積りします。見積りは無料です。印刷代は含まれていません。料金が上がるのは、直しが決めた回数を超えたとき、枚数が増えたとき、急ぎのときの3つだけです。くわしくは料金のページをご覧ください。
滋賀でショップカードを頼むなら:それナル?(木下スタジオ)の進め方
それナル?は、木下スタジオ(滋賀・木下貴博)の小さい入口です。滋賀県内のお店のショップカードやスタンプカードを、オンラインの打ち合わせで進めます。大津のお店でも、長浜や彦根のお店でも、進め方は同じです。お店の様子を見たほうがいいときだけ伺います。
- 窓口は1人:聞き取りから納品まで同じ人が担当します。渡すものには必ず目を通してからお渡しします。
- 値段を先に出す:含まれないもの(印刷代)まで、はじめにお伝えします。
- 作ったデータは渡す:営業時間が変わったときも、データがあれば直しやすくなります。
返事は24時間以内です(土日祝は翌営業日)。受付は毎月3社までです。くわしくはロゴ・名刺のページをご覧ください。カードと一緒にチラシも作りたいときはチラシ・ポスターのページからご相談ください。
ロゴがなくても、ショップカードは作れますか?
作れます。店名の文字の組み方と色で、お店らしさを出すことができます。これからロゴも作りたい場合は、ロゴの料金に名刺デザインが含まれているので、ロゴとカードを一緒に進めることもできます。
地図とQRコード、両方入れたほうがいいですか?
名刺サイズに両方入れると、どちらも小さくなります。歩いて来るお客さんが多く、目印が近いお店は地図、車で来るお客さんが多いお店はQRコード、というようにどちらか1つにしぼるのがおすすめです。
スタンプカードの枠は何個がいいですか?
お店のサービスと、来てもらう間隔で決めます。数が多すぎると1つ1つの枠が小さくなり、押しにくくなります。使うスタンプの大きさをうかがってから、押しやすい数と並べ方をご提案します。
印刷もお願いできますか?
印刷代は料金に含まれていません。印刷所に出せるデータでお渡しします。スタンプのインクが乾きやすい紙など、紙選びの相談にはのります。


