滋賀で名刺デザインを頼む:費用・入れる情報・紙の選び方
名刺を作り直したいけれど、何を入れればいいのか、どこに頼めばいいのか分からない。滋賀で小さな会社やお店をしている方から、よく聞く迷いです。名刺のデザインは、小さな紙なのに決めることが意外と多いものです。この記事では、名刺に入れる情報の決め方、表と裏の使い分け、紙の選び方、そして費用までを順にお伝えします。
名刺は「渡したあと」に読まれる
名刺を渡すとき、相手はその場で少し眺めて、しまいます。本当に読まれるのは、そのあとです。机に戻って連絡先を登録するとき。何日かたって「あの人に頼もう」と思い出したとき。名刺は、そのときに迷わず読めるかどうかで決まります。
その場で伝わること、あとで読まれること
受け取った瞬間に伝わるのは、色や紙の手ざわり、ロゴの印象です。「ちゃんとしたお店だな」「やわらかい雰囲気の会社だな」と感じるのは、ここです。
あとで読まれるのは、名前、電話番号、メールアドレス、住所です。ここが小さすぎたり、色が薄すぎたりすると、せっかく覚えていてもらっても連絡が来にくくなります。
その場の印象だけで作った名刺
- 色が多く、どこを読めばいいか迷う
- 電話番号が小さく、薄い
- 情報を全部入れて、すき間がない
あとで読まれることまで考えた名刺
- 色は少なく、読む順が決まっている
- 連絡先がはっきり読める
- 入れるものをしぼって、余白がある
図1 名刺で気をつけたいこと
名刺に入れる情報の決め方
名刺は、日本でよく使われる大きさが91×55mmです。この小さな紙に、全部を入れることはできません。まず「入れたいもの」を書き出して、そこから順番をつけます。
まず書き出すもの
名刺に入れるものの候補
- 会社名・店名、ロゴ
- 名前(読みにくい名前ならふりがな)、肩書き
- 電話番号(会社の番号・携帯)
- メールアドレス
- 住所(来てもらう店なら必須)
- ホームページのアドレス、Instagramなど
- 営業時間・定休日
- 何をしている会社か(一言)
「連絡してほしい方法」を1つ決める
順番を決めるときに、いちばん効くのがこれです。電話で予約してほしいのか、メールで見積りを頼んでほしいのか、LINEで気軽に聞いてほしいのか。いちばん使ってほしい連絡方法を1つ決めて、それを目立たせます。
連絡先を全部同じ大きさで並べると、相手はどれを使えばいいか迷います。迷うと、連絡そのものが後回しになりがちです。
「何の会社か」を一言で入れる
会社名だけでは、何をしているか分からないことがあります。とくに、名前に業種が入っていない会社やお店では、「金属の切削加工」「焼菓子とコーヒー」のような一言があるだけで、あとで思い出してもらいやすくなります。
滋賀の外の人に渡すことが多いなら、住所の見せ方も考えます。たとえば「守山市」と書くより「滋賀県守山市」と書いたほうが、県外の人にはどこにあるかが伝わります。京都や大阪の取引先によく渡すなら、駅からの近さを一言添えるのも手です。
入れないものも決める
書き出したものを全部入れると、字が小さくなり、どれも読みにくくなります。名刺に入れなくても困らないものは、思い切って外します。営業時間や細かいメニューは、ホームページやInstagramに任せ、名刺にはそこへの入口だけを置く、という分け方もできます。
表と裏の使い分け
両面の名刺なら、表と裏で役割を分けると、すっきり読めます。
表は「誰か」、裏は「どうつながるか」
分け方の例です。表には、ロゴ、会社名、名前、肩書き、いちばん使ってほしい連絡先。裏には、住所、地図の代わりになる一言、営業時間、ホームページやSNS。こう分けると、表だけで「誰か」が伝わり、裏で「どう連絡するか・どこにあるか」が分かります。
逆に、表はロゴだけにして、裏に情報をまとめる形もあります。お店の雰囲気を強く出したいときに向いています。

片面か、両面か
片面の名刺は、入れるものが少ない方に向いています。名前と連絡先だけで足りるなら、片面にして余白を多くとると、かえって品よく見えます。
入れたいものが多いとき、店の雰囲気もしっかり見せたいときは、両面が向いています。表で印象を、裏で情報を、と分けられるからです。それナル?の名刺の料金は両面の形で出しているので、裏を使うかどうかは、デザインを見ながら決めてもかまいません。
ロゴの形を、名刺の中でも使う
名刺は、ロゴがいちばん近くで見られる場所です。ロゴをただ置くだけでなく、ロゴの線や形を名刺の中に広げると、小さな紙でも「その会社らしさ」が出ます。

紙の選び方
同じデザインでも、紙が変わると印象が大きく変わります。紙は、印刷所に注文するときに選びます。決めるときは、次の3つを見ます。
厚さ
厚めの紙はしっかりした印象。薄めの紙は軽やかで、名刺入れにたくさん入る。
表面
つるっとした紙は色がくっきり出る。ざらっとした紙は手ざわりが残り、やわらかく見える。
色
白にもいくつか種類がある。少し黄みがかった紙は、あたたかい印象になる。
図3 紙を選ぶときに見る3つ
書き込むことがあるなら、つるつるの紙は避ける
名刺の裏に、予約の日時やポイントを手で書き込むお店もあります。その場合は、ペンのインクがはじかれにくい紙を選びます。表面が強く加工された紙は、書いた字がにじんだり、乾きにくかったりすることがあります。
色の数を少なくする
名刺は、色の数を少なくするほど、ロゴや名前がはっきり見えます。1色か2色に決めて、あとは紙の白と組み合わせると、落ち着いた印象になります。色が少ないと、刷り増しのたびに色味がずれて見える心配も減ります。
反対に、写真やグラデーションを全面に入れると、紙の手ざわりや色の差が見えにくくなります。紙にこだわりたいときほど、印刷する面積を小さくすると、紙そのものが生きてきます。
迷ったら、見本を取り寄せる
紙は、画面で見ても分かりません。多くの印刷所では、紙の見本を取り寄せられます。手に持って比べると、すぐに決まります。紙の候補で迷ったら、相談の中で聞いてください。デザインに合わせて考えます。
印刷所に渡すデータで気をつけること
デザインができたら、印刷所に入稿(印刷用のデータを渡すこと)します。名刺は小さいので、少しのずれが目立ちます。次の点は、作る側が気をつけておくところです。
切れてもいいところまで色を伸ばす
紙のふちまで色を付けたいときは、仕上がりより外側まで色を伸ばしておきます。これを「塗り足し」といいます。印刷のあとで紙を切るとき、少しずれても白いすき間が出ないようにするためです。どれだけ伸ばすかは印刷所の指定に合わせます。
大事な文字は、ふちから離す
逆に、名前や電話番号は、ふちに寄せすぎないようにします。切るときのずれで、字が欠けることがあるからです。
小さな字は、細すぎる書体を使わない
住所やメールアドレスは、どうしても小さな字になります。画面ではきれいに見えた細い書体が、印刷するとかすれて読みにくくなることがあります。小さな字ほど、少し太めの書体を選びます。
刷る前には、仕上がりの大きさで紙に印刷して、実際に手に持って読んでみるのがおすすめです。画面では読めた字が、名刺の大きさでは小さすぎた、ということはよくあります。
それナル?では、印刷所の指定に合わせた入稿用のデータをお渡しします。作ったデータはお渡しするので、刷り増しのときも同じものを使えます。
滋賀で名刺デザインを頼むときの費用
それナル?の名刺の料金は、両面で14,800円〜(税抜)です。料金は先に出しています。
| 頼むもの | 料金 | メモ |
|---|---|---|
| 名刺(両面) | 14,800円〜 | いまあるロゴを使って名刺を作る |
| ロゴ | 49,800円〜 | 3案から1つ・名刺デザイン込み |
| ロゴの日本語版だけ | 29,800円〜 | いまのロゴに日本語の形を足す |
ロゴと一緒に頼むと、名刺はロゴの料金に入る
ロゴを新しく作るなら、名刺のデザインはロゴの料金に入っています。別々に頼むより、まとめたほうが費用を抑えられます。そして、ロゴを作った人が名刺も作るので、ロゴの線や色をそのまま名刺に広げられます。
ロゴの決め方は「小さな会社・お店のロゴの作り方」でくわしく書いています。
含まれないもの・上がるとき
印刷代は含まれていません。金額が上がるのは、直しが決めた回数を超えたとき(1回5,000円〜)、枚数が増えたとき(たとえば社員ごとに名前や肩書きの違う版が増えるなど)、急ぎのときの3つだけです。上がる前に必ずお伝えします。
- 相談いまの名刺や、入れたい情報を送る
- 見積り金額と日程をお伝えする(無料)
- デザイン表と裏の案をお見せする
- 直し決めた回数の中で整える
- 納品入稿用のデータをお渡しする
図4 名刺を頼むときの流れ
名刺でよく迷うことと、決め方
名刺を頼むときに、多くの方が迷うところがいくつかあります。どれも正解は1つではありませんが、決め方の筋道はあります。
縦にするか、横にするか
横向きの名刺は、名前や連絡先を左から右へ読めるので、情報が多いときに向いています。メールアドレスやホームページのアドレスのような横に長い文字も、きれいに収まります。
縦向きの名刺は、受け取ったときに少し目を引きます。和菓子店や工房など、縦組みの日本語が似合うお店なら、縦にすると雰囲気がよく出ます。ただし、横に長いアドレスは収まりにくくなるので、裏を横向きにする、という分け方もあります。
QRコードを入れるか
ホームページやInstagram、LINEに来てほしいなら、QRコードを入れるのは良い方法です。アドレスを打ち込む手間がなくなります。
ただ、QRコードは四角くて強い形なので、表に置くとロゴより目立ってしまうことがあります。入れるなら裏に置き、小さすぎない大きさにします。小さすぎると、スマホで読み取れないことがあるからです。刷る前に、試し刷りやデータを実際にスマホで読み取って確かめておくと安心です。
社員の分をどう作るか
社員が何人かいる会社では、名前と肩書きだけを入れ替えた名刺を人数分作ります。このとき、最初に1人分の形をしっかり決めておくと、あとの人の分は文字を入れ替えるだけで済みます。
長い肩書きの人、名前が長い人がいると、形が崩れることがあります。最初に、いちばん長い名前と肩書きの組み合わせで試しておくと、全員分がきれいにそろいます。人が増えたときに自分で入れ替えたい場合は、そのことを最初に伝えてください。入れ替えやすい形でデータを作ります。
名刺のあとに、そろえておくと楽なもの
名刺ができると、「同じ雰囲気で、ほかのものもそろえたい」と思う方が多いです。名刺で決めた色と書体は、そのままほかのものに使えます。
- 店の前に置くのぼりや置き看板(のぼり・置き看板の決め方)
- InstagramやホームページのバナーなどSNSの画像(Instagram・バナー画像の作り方)
- チラシやショップカード
同じ人が作るので、言い方と色がそろいます。紙からWebまで、必要になった順に足していけます。
滋賀で名刺を頼むなら:それナル?(木下スタジオ)の進め方
それナル?は、滋賀の木下スタジオ(木下貴博)が運営している、小さく頼める窓口です。大津・草津・守山・栗東・近江八幡・彦根・長浜など滋賀県内を中心に、京都・大阪・名古屋や全国からもオンラインで受けています。
- 窓口は1人。聞き取りから納品まで同じ人が受けます
- 値段を先に出す。名刺は両面14,800円〜、ロゴと一緒なら名刺込み
- 作ったデータはお渡しします。刷り増しのときもそのまま使えます
いまの名刺の写真を送っていただくだけでも、相談を始められます。返事は24時間以内です(土日祝は翌営業日)。ロゴと名刺の窓口はロゴ・名刺のページに、ほかの料金は料金のページにまとめています。
滋賀で名刺のデザインを頼むと、いくらかかりますか?
それナル?では、名刺のデザインは両面で14,800円〜(税抜)です。ロゴを一緒に作る場合は、ロゴ49,800円〜の中に名刺のデザインが入っています。印刷代は別です。
名刺には何を入れればいいですか?
会社名・店名、名前、肩書き、連絡先、住所が基本です。そのうえで「いちばん使ってほしい連絡方法」を1つ決めて目立たせ、何の会社かを一言添えると、あとで思い出してもらいやすくなります。
印刷も頼めますか?
印刷代はデザインの料金に含まれていません。印刷所はご自身で選んでいただけます。入稿用のデータはお渡しします。注文のしかたで迷ったら、そのまま聞いてください。
いまのロゴのまま、名刺だけ作り直せますか?
はい。いまあるロゴのデータを使って名刺だけを作れます。ロゴのデータが見つからない場合も、まずはいまの名刺の写真を送ってご相談ください。


