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滋賀で名刺デザインを頼む:費用・入れる情報・紙の選び方

2026.10.07 · 読む時間 約9分 · 木下スタジオ 木下貴博

滋賀で名刺デザインを頼む:費用・入れる情報・紙の選び方

名刺を作り直したいけれど、何を入れればいいのか、どこに頼めばいいのか分からない。滋賀で小さな会社やお店をしている方から、よく聞く迷いです。名刺のデザインは、小さな紙なのに決めることが意外と多いものです。この記事では、名刺に入れる情報の決め方、表と裏の使い分け、紙の選び方、そして費用までを順にお伝えします。

名刺は「渡したあと」に読まれる

名刺を渡すとき、相手はその場で少し眺めて、しまいます。本当に読まれるのは、そのあとです。机に戻って連絡先を登録するとき。何日かたって「あの人に頼もう」と思い出したとき。名刺は、そのときに迷わず読めるかどうかで決まります。

その場で伝わること、あとで読まれること

受け取った瞬間に伝わるのは、色や紙の手ざわり、ロゴの印象です。「ちゃんとしたお店だな」「やわらかい雰囲気の会社だな」と感じるのは、ここです。

あとで読まれるのは、名前、電話番号、メールアドレス、住所です。ここが小さすぎたり、色が薄すぎたりすると、せっかく覚えていてもらっても連絡が来にくくなります。

その場の印象だけで作った名刺

  • 色が多く、どこを読めばいいか迷う
  • 電話番号が小さく、薄い
  • 情報を全部入れて、すき間がない

あとで読まれることまで考えた名刺

  • 色は少なく、読む順が決まっている
  • 連絡先がはっきり読める
  • 入れるものをしぼって、余白がある

図1 名刺で気をつけたいこと

名刺に入れる情報の決め方

名刺は、日本でよく使われる大きさが91×55mmです。この小さな紙に、全部を入れることはできません。まず「入れたいもの」を書き出して、そこから順番をつけます。

まず書き出すもの

名刺に入れるものの候補

  • 会社名・店名、ロゴ
  • 名前(読みにくい名前ならふりがな)、肩書き
  • 電話番号(会社の番号・携帯)
  • メールアドレス
  • 住所(来てもらう店なら必須)
  • ホームページのアドレス、Instagramなど
  • 営業時間・定休日
  • 何をしている会社か(一言)

「連絡してほしい方法」を1つ決める

順番を決めるときに、いちばん効くのがこれです。電話で予約してほしいのか、メールで見積りを頼んでほしいのか、LINEで気軽に聞いてほしいのか。いちばん使ってほしい連絡方法を1つ決めて、それを目立たせます。

連絡先を全部同じ大きさで並べると、相手はどれを使えばいいか迷います。迷うと、連絡そのものが後回しになりがちです。

「何の会社か」を一言で入れる

会社名だけでは、何をしているか分からないことがあります。とくに、名前に業種が入っていない会社やお店では、「金属の切削加工」「焼菓子とコーヒー」のような一言があるだけで、あとで思い出してもらいやすくなります。

滋賀の外の人に渡すことが多いなら、住所の見せ方も考えます。たとえば「守山市」と書くより「滋賀県守山市」と書いたほうが、県外の人にはどこにあるかが伝わります。京都や大阪の取引先によく渡すなら、駅からの近さを一言添えるのも手です。

入れないものも決める

書き出したものを全部入れると、字が小さくなり、どれも読みにくくなります。名刺に入れなくても困らないものは、思い切って外します。営業時間や細かいメニューは、ホームページやInstagramに任せ、名刺にはそこへの入口だけを置く、という分け方もできます。

名前・会社名いちばん大きく
使ってほしい連絡先はっきり
何の会社か(一言)中くらい
住所・ほかの連絡先小さめ
SNS・営業時間など裏や端に

図2 名刺の情報の強さの順(目安。業種や使い方で変わります)

表と裏の使い分け

両面の名刺なら、表と裏で役割を分けると、すっきり読めます。

表は「誰か」、裏は「どうつながるか」

分け方の例です。表には、ロゴ、会社名、名前、肩書き、いちばん使ってほしい連絡先。裏には、住所、地図の代わりになる一言、営業時間、ホームページやSNS。こう分けると、表だけで「誰か」が伝わり、裏で「どう連絡するか・どこにあるか」が分かります。

逆に、表はロゴだけにして、裏に情報をまとめる形もあります。お店の雰囲気を強く出したいときに向いています。

道具店の名刺のデザイン。表はロゴだけ、裏は値札や納品書に寄せた等幅の字で左下にまとめている
制作例(見本):道具店の名刺。表はロゴが1つあるだけで、罫も面も入れていません。裏は値札や納品書に寄せて、等幅の字で左下にまとめました。

片面か、両面か

片面の名刺は、入れるものが少ない方に向いています。名前と連絡先だけで足りるなら、片面にして余白を多くとると、かえって品よく見えます。

入れたいものが多いとき、店の雰囲気もしっかり見せたいときは、両面が向いています。表で印象を、裏で情報を、と分けられるからです。それナル?の名刺の料金は両面の形で出しているので、裏を使うかどうかは、デザインを見ながら決めてもかまいません。

ロゴの形を、名刺の中でも使う

名刺は、ロゴがいちばん近くで見られる場所です。ロゴをただ置くだけでなく、ロゴの線や形を名刺の中に広げると、小さな紙でも「その会社らしさ」が出ます。

和菓子店の名刺のデザイン。ロゴの山の稜線を紙の横いっぱいに1本引いて罫の代わりにしている
制作例(見本):和菓子店の名刺。ロゴの h の頭(比良山の稜線)だけを取り出して、紙の横いっぱいに1本引き、罫の代わりにしました。

紙の選び方

同じデザインでも、紙が変わると印象が大きく変わります。紙は、印刷所に注文するときに選びます。決めるときは、次の3つを見ます。

01

厚さ

厚めの紙はしっかりした印象。薄めの紙は軽やかで、名刺入れにたくさん入る。

02

表面

つるっとした紙は色がくっきり出る。ざらっとした紙は手ざわりが残り、やわらかく見える。

03

色

白にもいくつか種類がある。少し黄みがかった紙は、あたたかい印象になる。

図3 紙を選ぶときに見る3つ

書き込むことがあるなら、つるつるの紙は避ける

名刺の裏に、予約の日時やポイントを手で書き込むお店もあります。その場合は、ペンのインクがはじかれにくい紙を選びます。表面が強く加工された紙は、書いた字がにじんだり、乾きにくかったりすることがあります。

色の数を少なくする

名刺は、色の数を少なくするほど、ロゴや名前がはっきり見えます。1色か2色に決めて、あとは紙の白と組み合わせると、落ち着いた印象になります。色が少ないと、刷り増しのたびに色味がずれて見える心配も減ります。

反対に、写真やグラデーションを全面に入れると、紙の手ざわりや色の差が見えにくくなります。紙にこだわりたいときほど、印刷する面積を小さくすると、紙そのものが生きてきます。

迷ったら、見本を取り寄せる

紙は、画面で見ても分かりません。多くの印刷所では、紙の見本を取り寄せられます。手に持って比べると、すぐに決まります。紙の候補で迷ったら、相談の中で聞いてください。デザインに合わせて考えます。

ポイント名刺の印刷代は、デザインの料金に含まれていません。印刷所はご自身で選んでいただけます。注文のしかたで迷ったら、そのまま聞いてください。

印刷所に渡すデータで気をつけること

デザインができたら、印刷所に入稿(印刷用のデータを渡すこと)します。名刺は小さいので、少しのずれが目立ちます。次の点は、作る側が気をつけておくところです。

切れてもいいところまで色を伸ばす

紙のふちまで色を付けたいときは、仕上がりより外側まで色を伸ばしておきます。これを「塗り足し」といいます。印刷のあとで紙を切るとき、少しずれても白いすき間が出ないようにするためです。どれだけ伸ばすかは印刷所の指定に合わせます。

大事な文字は、ふちから離す

逆に、名前や電話番号は、ふちに寄せすぎないようにします。切るときのずれで、字が欠けることがあるからです。

小さな字は、細すぎる書体を使わない

住所やメールアドレスは、どうしても小さな字になります。画面ではきれいに見えた細い書体が、印刷するとかすれて読みにくくなることがあります。小さな字ほど、少し太めの書体を選びます。

刷る前には、仕上がりの大きさで紙に印刷して、実際に手に持って読んでみるのがおすすめです。画面では読めた字が、名刺の大きさでは小さすぎた、ということはよくあります。

それナル?では、印刷所の指定に合わせた入稿用のデータをお渡しします。作ったデータはお渡しするので、刷り増しのときも同じものを使えます。

滋賀で名刺デザインを頼むときの費用

それナル?の名刺の料金は、両面で14,800円〜(税抜)です。料金は先に出しています。

表1 名刺まわりの料金(税抜)
頼むもの料金メモ
名刺(両面)14,800円〜いまあるロゴを使って名刺を作る
ロゴ49,800円〜3案から1つ・名刺デザイン込み
ロゴの日本語版だけ29,800円〜いまのロゴに日本語の形を足す

ロゴと一緒に頼むと、名刺はロゴの料金に入る

ロゴを新しく作るなら、名刺のデザインはロゴの料金に入っています。別々に頼むより、まとめたほうが費用を抑えられます。そして、ロゴを作った人が名刺も作るので、ロゴの線や色をそのまま名刺に広げられます。

ロゴの決め方は「小さな会社・お店のロゴの作り方」でくわしく書いています。

含まれないもの・上がるとき

印刷代は含まれていません。金額が上がるのは、直しが決めた回数を超えたとき(1回5,000円〜)、枚数が増えたとき(たとえば社員ごとに名前や肩書きの違う版が増えるなど)、急ぎのときの3つだけです。上がる前に必ずお伝えします。

  1. 相談いまの名刺や、入れたい情報を送る
  2. 見積り金額と日程をお伝えする(無料)
  3. デザイン表と裏の案をお見せする
  4. 直し決めた回数の中で整える
  5. 納品入稿用のデータをお渡しする

図4 名刺を頼むときの流れ

名刺でよく迷うことと、決め方

名刺を頼むときに、多くの方が迷うところがいくつかあります。どれも正解は1つではありませんが、決め方の筋道はあります。

縦にするか、横にするか

横向きの名刺は、名前や連絡先を左から右へ読めるので、情報が多いときに向いています。メールアドレスやホームページのアドレスのような横に長い文字も、きれいに収まります。

縦向きの名刺は、受け取ったときに少し目を引きます。和菓子店や工房など、縦組みの日本語が似合うお店なら、縦にすると雰囲気がよく出ます。ただし、横に長いアドレスは収まりにくくなるので、裏を横向きにする、という分け方もあります。

QRコードを入れるか

ホームページやInstagram、LINEに来てほしいなら、QRコードを入れるのは良い方法です。アドレスを打ち込む手間がなくなります。

ただ、QRコードは四角くて強い形なので、表に置くとロゴより目立ってしまうことがあります。入れるなら裏に置き、小さすぎない大きさにします。小さすぎると、スマホで読み取れないことがあるからです。刷る前に、試し刷りやデータを実際にスマホで読み取って確かめておくと安心です。

社員の分をどう作るか

社員が何人かいる会社では、名前と肩書きだけを入れ替えた名刺を人数分作ります。このとき、最初に1人分の形をしっかり決めておくと、あとの人の分は文字を入れ替えるだけで済みます。

長い肩書きの人、名前が長い人がいると、形が崩れることがあります。最初に、いちばん長い名前と肩書きの組み合わせで試しておくと、全員分がきれいにそろいます。人が増えたときに自分で入れ替えたい場合は、そのことを最初に伝えてください。入れ替えやすい形でデータを作ります。

名刺のあとに、そろえておくと楽なもの

名刺ができると、「同じ雰囲気で、ほかのものもそろえたい」と思う方が多いです。名刺で決めた色と書体は、そのままほかのものに使えます。

同じ人が作るので、言い方と色がそろいます。紙からWebまで、必要になった順に足していけます。

滋賀で名刺を頼むなら:それナル?(木下スタジオ)の進め方

それナル?は、滋賀の木下スタジオ(木下貴博)が運営している、小さく頼める窓口です。大津・草津・守山・栗東・近江八幡・彦根・長浜など滋賀県内を中心に、京都・大阪・名古屋や全国からもオンラインで受けています。

  • 窓口は1人。聞き取りから納品まで同じ人が受けます
  • 値段を先に出す。名刺は両面14,800円〜、ロゴと一緒なら名刺込み
  • 作ったデータはお渡しします。刷り増しのときもそのまま使えます

いまの名刺の写真を送っていただくだけでも、相談を始められます。返事は24時間以内です(土日祝は翌営業日)。ロゴと名刺の窓口はロゴ・名刺のページに、ほかの料金は料金のページにまとめています。

滋賀で名刺のデザインを頼むと、いくらかかりますか?

それナル?では、名刺のデザインは両面で14,800円〜(税抜)です。ロゴを一緒に作る場合は、ロゴ49,800円〜の中に名刺のデザインが入っています。印刷代は別です。

名刺には何を入れればいいですか?

会社名・店名、名前、肩書き、連絡先、住所が基本です。そのうえで「いちばん使ってほしい連絡方法」を1つ決めて目立たせ、何の会社かを一言添えると、あとで思い出してもらいやすくなります。

印刷も頼めますか?

印刷代はデザインの料金に含まれていません。印刷所はご自身で選んでいただけます。入稿用のデータはお渡しします。注文のしかたで迷ったら、そのまま聞いてください。

いまのロゴのまま、名刺だけ作り直せますか?

はい。いまあるロゴのデータを使って名刺だけを作れます。ロゴのデータが見つからない場合も、まずはいまの名刺の写真を送ってご相談ください。

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