滋賀で見積書・請求書・社内書類の「会社の型」を作る
「見積書は営業の人のExcel、請求書は経理のWord、報告書は人によって形が違う」。滋賀の小さな会社でよく聞く、書類がばらばらになる悩みです。この記事では、見積書・請求書・社内書類に「会社の型」を作る考え方を説明します。ロゴと色をそろえる決まり、Word・Excel・Googleで使い回せる型の作り方、型を頼むときの料金と、1時間5,000円で直せる範囲まで、順番に見ていきます。
滋賀の小さな会社で、見積書・請求書がばらばらになる理由
書類がばらばらになるのは、だれかが怠けているからではありません。多くの場合、会社が育つ順番の中で自然にそうなります。
最初は社長が自分で見積書を作り、次に入った人がそれを真似て、少し変えたものを使う。経理を手伝う人は、別のソフトの見本を使う。数年たつと、同じ会社なのに、ロゴの位置も、色も、字も、項目の並びも違う書類が何種類もできあがります。
よくある形
- ロゴが書類ごとに違う大きさ・違う位置にある
- 色が人によって違う(青・緑・色なし)
- 古いロゴの画像が貼られたままの書類がある
- 社名や住所の書き方が書類ごとに少しずつ違う
- 最新版がどれか、だれも分からない
型があると
- ロゴ・色・字の置き場所が決まっている
- 社名・住所・振込先は1か所を直せばそろう
- 新しく入った人も、同じ形で書類を作れる
- 相手から見て「同じ会社の書類」に見える
- 置き場所が1つで、最新版が分かる
図1 型がない書類と、型がある書類
見積書や請求書は、取引先が毎月のように受け取る紙です。会社案内より、ホームページより、相手の手元に残る回数が多いこともあります。そこがばらばらだと、小さな違和感が積み重なります。逆に、きちんとそろっていると、それだけで「仕事が整っている会社」に見えます。
「会社の型」とは:ロゴ・色・字・置き場所の決まり
ここで言う「会社の型」は、書類を作るたびに迷わないための決まりごとです。ひな形(テンプレート)のファイルと、その使い方をまとめたものを指します。決めるのは、大きく4つです。
ロゴの置き方
どの角に、どの大きさで置くか。白地用と、1色で刷るとき用のロゴを決めておく。
色の使い方
会社の色を1つ決め、使う場所を見出しや線だけに絞る。数字や本文は墨のまま。
字の決まり
どのパソコンにも入っている書体から選び、見出しと本文の大きさを決める。
項目の並び
宛名・日付・番号・品目・金額・振込先の順番と位置を、全部の書類で同じにする。
4つのうち、効き目がいちばん大きいのは項目の並びです。宛名はいつも左上、合計はいつも右下、振込先はいつも一番下。受け取る側は、2回目からは探さずに目が行くようになります。経理の方にとっては、これがいちばんありがたい変化です。
色は、使う場所を絞るほどきれいにそろいます。会社の色をまだ決めていない場合は、会社の色を決める記事を先に読んでみてください。ロゴのデータがない、古いロゴの画像しかない、という場合は、ロゴを作り直すときの記事が参考になります。

Word・Excel・Googleで使い回せる型にする
型は、きれいに作るだけでは使われません。いま会社で使っているソフトで、だれでも開けることが大事です。デザイン用のソフトでしか直せない型は、書類を作るたびに外に頼むことになり、結局使われなくなります。
| 書類 | 向いているソフト | 型で決めておくこと |
|---|---|---|
| 見積書・請求書・納品書 | Excel/Googleスプレッドシート | 計算のしくみ・金額の欄・振込先の位置 |
| 送付状・案内文・社内の通知 | Word/Googleドキュメント | ロゴの位置・見出しの大きさ・余白 |
| 報告書・議事メモ | Word/Googleドキュメント | 見出しの順番・日付と担当の欄 |
| 提案書・説明資料 | PowerPoint/Googleスライド | 表紙・見出しの位置・図の色 |
どのパソコンでも同じに見えるように
型を作るときに気をつけたいのが書体です。きれいな書体を使っても、ほかの人のパソコンに入っていなければ、開いたときに別の字に置き換わってしまいます。型では、WindowsでもMacでもGoogleでも同じに見える書体を選びます。字の形よりも、崩れないことを先に考えます。
直す場所を1か所にまとめる
社名・住所・電話番号・振込先などは、引っ越しや口座の変更で変わることがあります。そのたびに全部の書類を直すのは大変です。Excelなら、こうした情報を1つのシートにまとめておき、各書類はそこを読みに行く形にできます。1か所を直せば、全部の書類がそろいます。
入力するところと、触らないところを分ける
型を使う人が迷わないように、入力する欄と、触らない欄を見て分かるようにします。たとえば入力する欄だけ薄い色を敷く、計算の入った欄には触れないようにしておく、などです。新しく入った人に説明しなくても使える形が、長く続く型です。
アートディレクターの目線:受け取る人の机の上から考える
木下貴博は、アートディレクションからグラフィック、文字の制作まで一人で手がけ、本業ではUX/UIの設計(体験設計:使う人がどう動くかから組み立てること)に携わっています。だから小さな仕事でも、「誰が・どこで・どう受け取るか」から決めます。請求書なら、受け取るのは取引先の経理の方です。机の上で、ほかの会社の請求書と一緒に、金額と振込先を探します。見積書なら、相手の担当の方が上司に回す前に、合計と期限を確かめます。そう考えると、型でいちばん大事なのは飾りではなく、探すものがいつも同じ場所にあることだと分かります。見た目は、その並びを助けるためにあります。
型にする書類の選び方:まずは外に出る3枚から
社内の書類を全部いっぺんに型にしようとすると、時間も費用もかかります。おすすめは、外に出る書類から始めることです。
- 見積書最初に相手の手に渡る書類
- 請求書毎月のように届き、経理の人が見る
- 送付状・案内文書類に添える1枚
- 提案書商談で使う説明資料
- 社内の報告書外に出ないものは最後に
図2 型にする書類の順番の目安
見積書・請求書・送付状の3枚は、項目の並びが似ているので、1つの決まりからまとめて作れます。ここがそろうと、取引先から見た会社の印象が変わります。提案書や説明資料は、そのあとで同じ色と字の決まりを使って足していけます。
納品書・領収書も同じ並びにする
見積書・請求書の型ができたら、納品書や領収書も同じ並びで作れます。宛名・日付・番号・品目・金額の位置が同じなので、書類の名前と一部の欄を変えるだけで済みます。取引先から見ると、見積りから請求まで、同じ形の書類が順番に届くことになります。どの書類が何の段階のものか、題名を見なくても分かるようになります。
名刺やホームページともそろえる
型で決めたロゴの置き方と色は、書類の中だけで終わらせる必要はありません。名刺、封筒、ホームページ、会社案内にも同じ決まりを使えば、相手が会社と出会うどの場面でも同じ顔に見えます。滋賀の小さな会社では、こうした紙や画面を別々の人や時期に作ってきたことが多いので、書類の型づくりをきっかけに、全体を見直す会社もあります。それナル?では紙からWeb、社内資料までを同じ窓口で頼めるので、言い方と色がそろいます。
提案書や会議の資料を読みやすくする考え方は、資料を読みやすくする記事や、会議を1枚にまとめる記事にも書いています。

型(テンプレート)29,800円〜と、1時間5,000円で直す範囲
それナル?の社内資料の料金は、先に全部出しています(税抜)。型を新しく作るか、いまある書類を時間で直すかで、2つの頼み方があります。
| 頼み方 | 料金 | 向いているとき |
|---|---|---|
| 型(テンプレート)を作る | 29,800円〜 | ロゴ・色・字・並びの決まりから作り、何度も使い回したい |
| 時間で直す | 1時間5,000円・延長30分2,500円 | いまある書類を整えたい・急ぎの1枚だけ直したい |
| 急ぎ(当日・翌日) | +50% | 明日の商談に間に合わせたい |
1時間5,000円で直せる範囲の目安
時間で直す場合は、はじめに「この1時間で何をするか」を決めてから手を入れます。たとえば「いま使っている見積書1枚の、ロゴの位置と項目の並びだけを整える」のように、範囲を1つに絞って頼むと、時間の中で終わらせやすくなります。書類が多いときや、計算のしくみから作り直すときは、型として頼むほうが結果的に早いことが多いです。どちらが合うかは、見積りでお伝えします。見積りは無料です。
含まれないもの・上がるとき
文章をゼロから書くところまで頼む場合は、1ページ10,000円〜の別料金です。いまある書類の文言を使って整えるところまでは、型や時間の中で進めます。料金が上がるのは、直しが決めた回数を超えたとき(1回5,000円〜)、書類の数が増えたとき、急ぎのときの3つだけです。
型を頼む前にそろえるもの
- いま使っている見積書・請求書など(ファイルのまま)
- ロゴのデータ(なければ、社名の正しい書き方)
- 会社の色(決まっていなければ、名刺や看板の色)
- 使っているソフト(Excel・Word・Googleのどれか)
- 型を使う人の数と、だれが直すか
- 載せる項目の決まり(経理の方・税理士の方の指示)
図3 型を頼む前にそろえるもの
型を作ったあとに崩さないために
型は、作ったあとに少しずつ崩れていきます。だれかが色を変えたり、古いファイルをコピーして使ったりするからです。崩さないために、作ったときに3つだけ決めておきます。
- 置き場所は1つ:共有のフォルダに型を置き、使うときは毎回そこからコピーする
- 直す人を決める:社名や振込先が変わったときに直す人を1人決める
- 使い方は1枚に:ロゴ・色・字・並びの決まりを、1枚の紙にまとめて型と一緒に置く
それナル?では、作ったデータはお渡しするので、あとから会社の中で直していけます。困ったときだけ、1時間単位で頼んでいただく形で十分です。
滋賀で社内書類の型を頼むなら:それナル?(木下スタジオ)の進め方
それナル?は、木下スタジオ(滋賀・木下貴博)が運営する、小さく早く頼める入口です。見積書・請求書・社内書類の型は、次のように進めます。
- 窓口は1人:いまの書類の聞き取りから型の納品まで、同じ人が担当します
- 値段を先に出す:型で作るか、時間で直すかも含めて、見積りの段階でお伝えします
- 作ったデータはお渡しする:Word・Excel・Googleのファイルのまま、会社の中で使い続けられます
打ち合わせは基本オンラインです。大津・草津・守山・栗東など滋賀県内と、京都・大阪・名古屋に対応しています。返事は24時間以内(土日祝は翌営業日)、受付は毎月3社までです。社内資料の窓口は社内資料のページ、ロゴや名刺と一緒にそろえたいときはロゴ・名刺のページ、全体の料金は料金のページにあります。
Excelの計算のしくみまで作ってもらえますか?
金額の欄や合計の計算、社名・振込先を1か所にまとめるしくみをどこまで入れるかは、見積りの前にご相談ください。中身の項目(税率の扱いなど)は、経理の方や税理士の方の指示に合わせます。
Googleスプレッドシートやドキュメントでも作れますか?
はい。いま会社で使っているソフトに合わせて作ります。どのパソコンで開いても同じに見えるよう、書体も崩れにくいものを選びます。
型を作るのと、時間で直すのはどちらがいいですか?
何度も使い回す書類が複数あるなら、型(29,800円〜)が向いています。いまある1枚だけを整えたいなら、1時間5,000円の時間で直す形が向いています。見積りでどちらが合うかお伝えします。
ロゴがない、または古い画像しかありません。
社名の正しい書き方があれば、型は作れます。ロゴを新しく作る(49,800円〜)、英字のロゴに日本語版だけ足す(29,800円〜)こともできます。
明日の商談に間に合わせたいのですが。
社内資料は当日・翌日の急ぎにも対応しています(+50%)。直す書類と、何を整えたいかがそろっている場合に限ります。まずはLINEかフォームで一言ください。


