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滋賀のお店向け:HP・チラシの写真をスマホで撮るコツ

2026.10.07 · 読む時間 約9分 · 木下スタジオ 木下貴博

滋賀のお店向け:HP・チラシの写真をスマホで撮るコツ

滋賀でお店をしていて、ホームページやチラシを作りたいけれど、使える写真がない。プロに撮影を頼むほどではないし、スマホで撮った写真で大丈夫なのか不安。そんな方は多いと思います。この記事では、デザインに使いやすい写真をスマホで撮るためのコツを、明るさ・向き・背景・余白・枚数の5つに分けてお伝えします。

スマホの写真でも、ホームページやチラシは作れる

いまのスマホは、とてもよく写ります。お店の外観、店内、料理や商品、働いている人の手元。こうした写真なら、スマホで撮ったものでもホームページやチラシに十分使えることが多いです。

ただ、「よく写る」ことと「デザインに使いやすい」ことは、少しちがいます。写真を見て楽しむときは、写真の中だけで完結していれば十分です。でも、ホームページやチラシに使うときは、写真の上や横に文字を置いたり、形を切り取ったりします。そのための「ゆとり」が写真の中にあるかどうかで、使いやすさが変わります。

撮影は料金に含まれていない

先にお伝えしておくと、それナル?の料金には撮影は含まれていません。写真は、お持ちいただく形が基本です。プロのカメラマンに頼みたい場合は、手配の相談ができます。自分で撮る場合は、何をどう撮ればいいかを、作る前にお伝えできます。

この記事は、その「自分で撮る」ときのための話です。

01

明るさ

窓の光で、暗くならないうちに撮る。

02

向き

縦と横の両方を撮っておく。

03

背景と余白

写したいもの以外を減らし、周りに空きを残す。

04

枚数

同じものを少しずつ変えて、多めに撮る。

図1 デザインに使いやすい写真の4つの要点

明るさ:窓の光と時間を選ぶ

写真でいちばん差が出るのは、明るさです。暗い写真は、あとから明るくすると、ざらついたり色がくすんだりします。撮るときに、できるだけ明るい状態を作っておくのが近道です。

窓の近くで、横から光を入れる

料理や商品を撮るなら、窓の近くに置いて、横から光が入るようにします。真上の照明だけで撮ると、影が下に濃く落ちて、平たく見えがちです。窓の光は、やわらかく形を見せてくれます。

直射日光が強すぎるときは、白いカーテン越しの光にすると、影がやわらかくなります。

外観は、明るい時間に撮る

お店の外観は、昼間の明るい時間に撮るのが基本です。ただ、夜の灯りがお店の顔になっているなら、日が沈んだすぐあとの、空にまだ少し青さが残っている時間に撮ると、建物の形と灯りの両方が写ります。

フラッシュは使わない

スマホのフラッシュを使うと、正面から強い光が当たって、料理や商品がてかったり、背景が真っ暗になったりします。暗い場所では、フラッシュより、置く場所を明るいところに変えるほうがうまくいきます。

デザインに使いにくい写真

  • 店内の照明だけで撮って暗い
  • フラッシュで料理がてかる
  • 写したいものが画面いっぱい
  • 後ろに段ボールや配線が写っている

デザインに使いやすい写真

  • 窓の光で明るく撮っている
  • 影がやわらかく、形が分かる
  • 周りに少し空きがある
  • 背景が片づいていて、主役が分かる

図2 使いにくい写真と、使いやすい写真

撮る前に、スマホを整える

明るさのほかに、撮る前にやっておきたい小さなことがあります。ひとつは、レンズを拭くことです。スマホのレンズは、ポケットやかばんの中で指の脂が付きやすく、そのまま撮ると写真全体がぼんやりと白っぽくなります。服の端で軽く拭くだけで、くっきり写ります。

もうひとつは、ズームを使いすぎないことです。指で広げて大きくすると、画質が落ちることがあります。大きく写したいときは、ズームより自分が近づくほうがきれいに撮れます。

そして、画面に格子の線を出す設定があれば、使ってみてください。建物の縦の線や、机の横の線を格子に合わせると、写真がまっすぐになります。傾いた写真は、あとで直すと端が切れてしまうので、撮るときにまっすぐにしておくのが近道です。

向き:縦と横の両方を撮っておく

スマホは縦に持って撮ることが多いので、手元の写真が縦ばかりになりがちです。でも、ホームページのいちばん上の大きな画像は、横長で使うことが多いです。反対に、チラシやInstagramの投稿は、縦長や正方形で使います。

同じものを、縦でも横でも

おすすめは、同じものを縦と横の両方で撮っておくことです。1つの場面で、縦を数枚、横を数枚。これだけで、使い道がぐっと広がります。

縦の写真を横長に使おうとすると、上下を大きく切ることになり、写したいものが欠けたり、画質が粗くなったりします。最初から両方あると、作る側はいちばん合う1枚を選べます。

使う場所ごとの形

表1 使う場所と、合う写真の向き(目安)
使う場所合う向きメモ
ホームページのいちばん上横スマホで見るときは縦に切ることもある
ホームページの中の紹介横・正方形並べるなら向きをそろえる
チラシ・ポスター縦文字を置く場所を空けておく
Instagramの投稿縦・正方形一覧では上下が切れることがある

背景と余白:写したいもの以外を減らす

写真の中に写っているものが多いと、見る人はどこを見ればいいか迷います。デザインに使うときは、とくにこの「迷い」が目立ちます。写真の上に文字を置くと、ごちゃごちゃした背景と文字がぶつかって、どちらも読みにくくなるからです。

撮る前に、後ろを片づける

撮る前に、画面の後ろを一度見てください。段ボール、掃除道具、電気の配線、貼り紙。ふだんは気にならないものが、写真ではよく目に入ります。少しどけるだけで、写真の落ち着きが変わります。

料理や商品なら、無地の机や板の上に置くと、主役がはっきりします。

周りに「空き」を残す

デザインに使う写真でいちばん大事なのが、この余白です。写したいものを画面いっぱいに撮るのではなく、周りに少し空きを残して撮ります。

空きがあると、そこに店名や見出しを置けます。チラシなら日付や場所を、ホームページなら一言のキャッチコピーを、写真に重ねて置けるようになります。写したいものを少し端に寄せて、反対側を空けておく撮り方も使いやすいです。

フレンチレストランのホームページのデザイン。白を多めに取り、料理の輪郭が切れないところに文字を置いている
制作例:飲食店のホームページ。皿が主役。白を多めに取って、料理の輪郭が切れないところに文字を置いています。

人を撮るときの余白

働いている人を撮るときは、視線の先を空けると、落ち着いた写真になります。右を向いている人なら、右側を広めに。その空いたところに文字を置けます。顔を出したくない方は、手元や後ろ姿でも十分伝わります。

枚数:少しずつ変えて、多めに撮る

写真は、1枚だけだと選べません。同じものを、角度や距離を少しずつ変えて、何枚も撮っておきます。作る側は、たくさんの中から「この場所にはこれ」と選べるほど、良い形に組めます。

撮っておきたい場面

お店のホームページ・チラシ用に撮っておきたいもの

  • 外観(正面から・少し離れて・入口の近く)
  • 看板や入口(初めての人が目印にするところ)
  • 店内(席や売り場の全体と、一部の寄り)
  • いちばん見てほしい商品・料理(寄りと引き)
  • 働いている人の手元や作業のようす
  • 駐車場や、近くの目印になるもの

同じ日に、同じ光でそろえる

ホームページで商品や料理を何枚か並べるときは、写真の明るさや色がそろっていると、ページ全体が落ち着いて見えます。同じ日の同じ時間に、同じ窓の前で、同じ机の上で撮ると、自然にそろいます。日によって光の色が変わるので、並べる写真はできるだけまとめて撮るのがおすすめです。置く角度も、真上からなら真上で、斜めからなら斜めでそろえると、一覧にしたときにきれいに並びます。

寄りと引きを両方

同じ料理でも、お皿全体が写る「引き」と、ひと口分に近づいた「寄り」では、使い道がちがいます。引きはメニューの説明に、寄りは目を引く大きな画像に向いています。両方を撮っておくと、組むときの幅が広がります。

いちばん見せたい商品・料理多めに
外観・入口しっかり
店内・売り場中くらい
人・手元何枚か
駐車場・目印少しでも

図3 撮る枚数の配分(目安。お店によって変わります)

撮った写真の送り方と、滋賀のお店で気をつけたいこと

撮れたら、次は送り方です。せっかく撮った写真も、送り方によっては粗くなってしまいます。

小さくしないで送る

LINEやメールで写真を送ると、自動で小さくされてしまうことがあります。小さくなった写真は、チラシに印刷するとぼやけます。LINEなら「オリジナル画質」で送る、たくさんあるならクラウドの共有フォルダにまとめる、などの方法で、撮ったままの大きさで送ってください。

写真を選びきれないときは、選ばずにまとめて送っていただいてかまいません。使う写真はこちらで選び、どれを使うかをお伝えします。

加工はしないで、そのまま

スマホのフィルターで色を変えた写真は、デザインの色と合わせにくくなることがあります。できれば、加工しないそのままの写真を送ってください。色や明るさは、デザインに合わせて整えられる範囲で相談しながら進めます。

季節と天気を味方にする

滋賀のお店なら、季節の景色が写真の力になることがあります。近江八幡の水郷沿いや、彦根・長浜の古い町並みに近いお店なら、晴れた日の外観は、それだけで場所の空気を伝えてくれます。湖の近くのお店なら、湖が少し入るだけで「ここにある」ことが伝わります。急がない写真は、天気のいい日を選んで撮ると、仕上がりが変わります。

季節で品ぞろえが変わるお店なら、季節ごとに少しずつ撮りためておくと、あとでお知らせやチラシを作るときに困りません。一度に全部をそろえようとしなくて大丈夫です。

ポイント人が写っている写真を使うときは、写っている方に使ってよいかを確かめておいてください。お客様が写り込んでいる場合も同じです。

プロに撮ってもらうほうがいいとき

スマホで十分な場面は多いですが、プロのカメラマンに頼んだほうがいいときもあります。

こんなときは、撮影を頼むことも考える

  • ホームページのいちばん上や、大きなポスターに使う、顔になる1枚
  • 料理の湯気や、商品の質感を細かく見せたい
  • 暗い店内や、広い工場の中など、明るさを作るのが難しい場所
  • 社員の顔写真をそろえたい

全部を頼む必要はありません。顔になる数枚だけをプロに頼み、あとはスマホで撮る、という分け方もできます。それナル?では、カメラマンの手配の相談ができます。撮影の費用は、デザインの料金とは別です。

  1. 相談作りたいものをLINEで一言
  2. 撮り方何をどう撮るかをお伝えする
  3. 撮影自分で撮る/カメラマンを手配
  4. 送る撮ったままの大きさで
  5. 制作写真を選んで組む

図4 写真を用意して頼むときの流れ

写真が用意できたら、ホームページやチラシの話に進めます。はじめて頼むときの流れは「はじめてデザインを頼むときのガイド」に、チラシを早く作る条件は「チラシを最短1日で作る」にまとめています。

滋賀でホームページ・チラシを頼むなら:それナル?(木下スタジオ)の進め方

それナル?は、滋賀の木下スタジオ(木下貴博)が運営している、小さく頼める窓口です。大津・草津・守山・近江八幡・彦根・長浜など滋賀県内を中心に、京都・大阪・名古屋や全国からもオンラインで受けています。

  • 窓口は1人。聞き取りから納品まで同じ人が受けます
  • 値段を先に出します。撮影や印刷代など、含まれないものも先にお伝えします
  • 作ったデータはお渡しします

「この写真で作れますか」という段階から相談できます。撮った写真を数枚送っていただければ、使えるかどうか、足りないものは何かをお伝えします。返事は24時間以内です(土日祝は翌営業日)。窓口はホームページのページとチラシ・ポスターのページにまとめています。

スマホで撮った写真で、ホームページやチラシは作れますか?

作れることが多いです。明るさ、向き、背景と余白、枚数に気をつけて撮っていただくと、使いやすくなります。使えるかどうか迷ったら、写真を数枚送ってください。

撮影も頼めますか?

撮影はデザインの料金に含まれていません。カメラマンの手配の相談、または自分で撮るときの撮り方の相談ができます。撮影の費用は別になります。

写真はどうやって送ればいいですか?

撮ったままの大きさで送ってください。LINEならオリジナル画質で、枚数が多いならクラウドの共有フォルダにまとめていただくと確実です。加工はせず、そのままの写真がおすすめです。

写真の明るさや色は直してもらえますか?

デザインに合わせて、整えられる範囲で相談しながら進めます。ただ、暗すぎる写真や小さすぎる写真は、直しても粗さが残ることがあります。撮るときに明るくしておくのがいちばんの近道です。

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