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滋賀の飲食店・イベントのチラシ制作|写真1枚で決まる作り方

2026.10.07 · 読む時間 約10分 · 木下スタジオ 木下貴博

滋賀の飲食店・イベントのチラシ制作|写真1枚で決まる作り方

滋賀でお店のチラシや、マルシェ・フェスの告知を作ろうとして、写真を何枚も並べてしまう。料理も、店内も、スタッフも、全部見せたくなる。その気持ちはよく分かります。でも、飲食店やイベントのチラシは、主役の写真を1枚に決めるだけで、ぐっと伝わるようになります。この記事では、その1枚の選び方と、日付・場所・値段・店名の置き方を、順番に説明します。

飲食店・イベントのチラシは、なぜ「写真1枚」で決まるのか

チラシは、ほとんどの場合、ちらっと見られて終わります。ポストから取り出したとき。お店のレジ横で目に入ったとき。掲示板の前を通ったとき。じっくり読む人は、そう多くありません。

その一瞬で伝わるのは、文字より写真です。焼きたてのパン、湯気の立つラーメン、湖の朝の空気。写真は、言葉より先に「おいしそう」「行ってみたい」を伝えます。

ところが、写真を何枚も並べると、どれも小さくなります。小さい写真は、ちらっと見ただけでは何が写っているか分かりません。結局、どの写真も目に入らずに終わってしまいます。

だから、1枚に決めます。いちばん伝えたいものを、大きく1枚。ほかの写真は、使わないか、小さく脇に添えるだけにします。これが、飲食店やイベントのチラシのデザインでいちばん効く考え方です。

01

主役の写真を1枚に決める

何枚も並べると、どれも小さくなります。いちばん見せたいものを大きく1枚。

02

写真の使い方を選ぶ

切り抜いて白地に置くか、紙いっぱいに敷くか。見せたいものと場所で選びます。

03

日付・場所・値段をまとめる

行く人が知りたい情報は、1か所にまとめて置きます。探させないことが大事です。

04

店名は並べ方を決める

出店者が多い催しでは、一覧の形を先に決めると、読みやすく、直しも楽になります。

図1 飲食店・イベントのチラシの4つの要点

主役の写真の選び方

では、どの写真を主役にすればいいのでしょうか。迷ったときは、次の3つで考えてみてください。

1. いちばん売りたいもの、来てほしい理由

お店なら、看板の一品。パンの催しなら、いちばん目を引くパン。ラーメンの催しなら、湯気の立つ一杯。お客さんが「これを食べに行きたい」と思うものを選びます。

イベントの場合は、「その場で何が起きるか」が伝わる写真です。湖で過ごす催しなら、湖の景色そのもの。食べ物の催しなら、食べ物そのもの。人が集まる楽しさを伝えたいなら、にぎわっている様子。

2. 寄って撮った写真か

主役にする写真は、寄って撮ったもののほうが強くなります。テーブル全体を撮った写真より、お皿1つを大きく撮った写真。店内全体より、手元のアップ。遠くから撮った写真は、チラシに置くと何が写っているか分かりにくくなります。

3. 明るく、はっきり写っているか

暗い写真、ぶれた写真は、印刷するとさらに見えにくくなります。料理なら、窓ぎわの自然な光で撮ったものが、色がきれいに出やすいです。

候補が何枚かあるときは、全部送ってください。チラシの大きさに置いてみて、どれがいちばん伝わるかを一緒に選べます。

パンの催しのチラシ。白い地の上下からチョコレート色を垂らし、クロワッサンを1つだけ大きく切り抜いて置いたデザイン
制作例(見本):パンの催しのチラシ。白地の上下からチョコレート色を垂らし、クロワッサンを1つだけ大きく切り抜きました。日付は3日分を同じ幅の枠にそろえています。

切り抜きと、全面写真の使い分け

写真の使い方には、大きく2つあります。切り抜きと全面写真です。

切り抜き:ものを主役にしたいとき

切り抜きとは、写真から食べ物や品物だけを切り取って、背景を消す使い方です。上のパンの例がそうです。クロワッサンだけを切り抜いて、白い地に大きく置いています。

切り抜きが向いているのは、こんなときです。

  • パン、お菓子、お弁当など、形がはっきりしたものを見せたい
  • 撮った場所の背景が、ごちゃごちゃしている
  • 白い地や色の地を広く取って、文字をたくさん置きたい

背景を消すので、撮った場所を選びません。お店のカウンターで撮った写真でも使えます。ただし、ものの輪郭がはっきり写っている必要があります。湯気や、とろけたチーズのように、輪郭がぼんやりしたものは切り抜きにくいです。

全面写真:空気を伝えたいとき

全面写真とは、写真を紙いっぱいに敷く使い方です。文字は、写真の上に重ねて置きます。

全面写真が向いているのは、こんなときです。

  • 湯気、光、景色など、その場の空気を伝えたい
  • 湖や山、街並みなど、場所そのものが魅力
  • 夜の店、屋外のフェスなど、雰囲気ごと見せたい

全面写真で大事なのは、文字を置く場所が空いているかです。空や壁、暗い背景など、写真の中に何も写っていない部分があると、そこに文字を置けます。全体にものが写っている写真だと、文字が読みにくくなります。

ラーメンの催しのA4チラシ。黒い地に湯気の立つ一杯を置き、見出しを縦に1本、日付を赤い帯にまとめたデザイン
制作例(見本):ラーメンの催し。黒地に湯気の立つ一杯を置き、見出しは縦に1本だけ。日付は赤い帯にまとめています。A4。

上のラーメンの例は、黒い地を生かして湯気を見せています。湯気は切り抜けないので、暗い背景ごと使うほうが、空気が伝わります。

日付・場所・値段の置き方

写真で「行きたい」と思ってもらえたら、次は「いつ、どこで、いくら」です。ここで迷わせると、せっかくの興味が消えてしまいます。

情報には、優先順位がある

飲食店やイベントのチラシに載せる情報は、どれも大事に見えます。でも、見る人にとっての大事さには、順番があります。目安としては、次のようになることが多いです。

主役の写真いちばん大きく
何の催し・店か(見出し)大きく
日付・時間大きめに、1か所に
場所日付のそばに
値段・メニュー必要なら中くらいで
出店者・くわしい説明小さく、まとめて
連絡先・QRコード端に小さく

図2 情報の優先順位と、大きさの目安(目安)

すべてを同じ大きさにすると、どれも読まれなくなります。大きさに差をつけて、読む順番をつくることが大切です。

見出しは、写真に言わせないことを書く

写真を大きく置いたら、見出しは短くてかまいません。パンの写真があるのに「おいしいパンがいっぱい」と書くと、同じことを2回言うことになります。見出しには、写真だけでは分からないことを書きます。「3日間だけのパン市」「冬の夜のラーメン横丁」のように、いつ・どんな場なのかを一言で。写真が「何を」、見出しが「どんな場か」を受け持つと、少ない言葉で多くが伝わります。

見出しの候補が決まらないときは、2つか3つ送ってください。写真の上に置いてみて、ちらっと見たときにどれが目に入るかで選べます。

日付は1か所にまとめる

日付と時間は、行く人がいちばん確かめたい情報です。紙のあちこちに散らさず、1か所にまとめます。何日か続く催しなら、日付を同じ幅の枠にそろえて並べると、見比べやすくなります。上のパンの例では、3日分の日付を同じ幅の枠に入れています。

写真の上に日付を置く場合は、帯や地を敷くと読みやすくなります。ラーメンの例では、日付を赤い帯にまとめています。写真の明るいところに白い字を置くと、読めなくなるので注意します。

場所は、日付のそばに

「いつ」と「どこで」は、セットで読まれます。日付のすぐそばに場所を置きます。会場名だけでなく、「草津駅の東口から歩いてすぐ」のように、地元の人がすぐ分かる言い方を添えると親切です。駐車場があるかどうかも、滋賀のように車で来る人が多い地域では大事な情報です。

値段は、出すなら分かりやすく

値段を載せる場合は、何の値段かがすぐ分かるようにします。「入場無料」「1杯〇〇円」「〇〇円から」など、短い言い方で。メニューを全部並べたくなったら、チラシには代表の1〜3品だけを載せて、残りはお店のSNSやホームページに任せる方法もあります。

出店者や店名の並べ方

マルシェやフェスのように、たくさんのお店が出る催しでは、店名の並べ方で読みやすさが大きく変わります。

よくある形

  • 店名を、届いた順にばらばらに並べる
  • お店ごとにロゴの大きさや色がまちまち
  • 店名の数が多く、写真が小さくなる
  • あとから出店者が増えて、全体を組み直す

こうすると伝わる

  • パン・飲み物・雑貨など、種類ごとに分ける
  • 店名は同じ書体・同じ大きさの文字でそろえる
  • 一覧は紙の下や裏面にまとめ、写真の場所を守る
  • 枠を先に決めて、増えても入るようにしておく

図3 出店者の並べ方をくらべる

ロゴは並べず、文字でそろえる

出店者のロゴを全部並べると、色も形もばらばらになります。見た目がにぎやかになりすぎて、主役の写真が負けてしまいます。店名は、同じ書体、同じ大きさの文字でそろえるのがおすすめです。そのほうが、1つ1つの店名が読みやすくなります。

裏面に任せる

出店者が多い場合は、両面のチラシにして、表は写真と日付、裏は出店者の一覧、と分ける方法もあります。表で「行きたい」と思ってもらい、裏で「どんな店が来るか」を読んでもらう。役割を分けると、どちらも読みやすくなります。

締め切りを決めておく

出店者の名前は、ぎりぎりまで決まらないことが多いものです。店名の受付に締め切りを決めておくと、チラシの直しが少なくてすみます。どうしても後から増える場合は、一覧の枠を少し余らせておくか、「ほか出店予定」と書いておく方法もあります。

スマホで撮った写真でも使えるか

よく聞かれることです。答えは、多くの場合、使えます。最近のスマホで撮った写真なら、A4のチラシにはきれいに刷れることが多いです。

ただし、いくつか気をつけたいことがあります。

スマホの写真を送る前に

  • ズームせずに、近づいて撮っているか(ズームすると粗くなりやすい)
  • 明るい場所で撮っているか(窓ぎわの自然な光がおすすめ)
  • ぶれていないか(拡大して確かめる)
  • LINEで送るなら「オリジナル画質」を選んでいるか
  • 文字を置く余白を考えて、少し引いた写真もあるか

LINEで写真を送ると、ふつうは小さく縮められます。そのまま印刷すると、ぼやけて見えることがあります。送るときに「オリジナル画質」を選ぶか、メールやファイル共有のサービスで送ってください。

また、同じものを、寄りと引きの両方で撮っておくと助かります。寄りの写真は切り抜きに、引きの写真は文字を置く余白のある全面写真に使えます。どちらが合うかは、組んでみて決められます。

写真が足りない、撮り直したほうがいい、という場合は、そのことも正直にお伝えします。撮影は料金に含まれていませんが、どんな写真を撮ればいいかの相談にはのります。

湖で2日間過ごす催しのA4チラシ。写真を右に寄せて空を広く取り、左に縦組みの一行と波の線だけを置いたデザイン
制作例(見本):湖のリトリート。写真は右に寄せて空を広く取り、左に縦組みの一行と波の線だけを置きました。A4。

上の湖の例は、空の広い写真を選んで、その空いているところに言葉を置いています。滋賀の催しでは、大津の湖岸や高島の浜のように、湖や山の景色そのものが、いちばんの主役になることがあります。

滋賀でチラシを頼む費用(それナル?の料金)

それナル?では、飲食店やイベントのチラシのデザインを、次の料金でお受けしています(税抜)。

  • チラシ 片面A4:19,800円〜
  • チラシ 両面A4:29,800円〜
  • ポスター(B2・B1):39,800円〜
  • バナー・SNS画像:5,000円〜/枚
  • のぼり・置き看板:19,800円〜

印刷代と撮影は含まれていません。急ぎの場合は、3日以内で+30%です(最短1日・文章と写真がそろっている場合)。

催しのときは、チラシのほかに、ポスターやSNSの画像、のぼりまで必要になることが多いです。同じ人が作ると、言い方と色がそろいます。チラシで決めた主役の写真を、ポスターにもSNSにも使えます。SNSの画像の組み方はSNS画像・バナーの記事、会場の入口に立てるものはのぼり・置き看板の記事にまとめています。

滋賀でチラシを頼むなら:それナル?(木下スタジオ)の進め方

それナル?は、木下スタジオ(滋賀・木下貴博)の小さい入口です。県内のお店や催しのチラシを、オンラインの打ち合わせで進めます。写真を見たり、会場を見たりする必要があるときだけ伺います。

  1. 相談LINEで写真と日付を送る
  2. 見積り金額と日程を先に(無料)
  3. 主役を選ぶ写真の候補から1枚
  4. 組む・直す決めた回数まで
  5. 納品印刷所に出せるデータ

図4 チラシを頼んでから受け取るまでの流れ

  • 窓口は1人:聞き取りから納品まで同じ人が担当し、渡すものには必ず目を通してからお渡しします。
  • 値段を先に出す:含まれないもの(印刷代・撮影)まで、はじめに伝えます。
  • 作ったデータは渡す:毎年ある催しなら、次の年は日付と出店者を変えるだけで使えることもあります。

返事は24時間以内です(土日祝は翌営業日)。受付は毎月3社までです。催しの日が決まったら、早めにご相談ください。くわしくはチラシ・ポスターのページ、料金は料金のページをご覧ください。急ぎのときは最短1日で作るための記事、会場に貼るポスターの文字の大きさはポスターの記事も参考になります。

写真は何枚くらい送ればいいですか?

主役にする写真は1枚ですが、候補は何枚か送っていただくほうが選びやすくなります。同じものを寄りと引きで撮ったものがあると、切り抜きと全面写真の両方を試せます。

スマホで撮った写真でも大丈夫ですか?

多くの場合、A4のチラシには使えます。明るい場所で、ズームせずに近づいて撮ったものがおすすめです。LINEで送る場合は「オリジナル画質」を選んでください。使えるかどうかは、写真を見て先にお伝えします。

出店者がまだ決まっていなくても頼めますか?

頼めます。写真・日付・場所など、先に決まっているところから組み始めます。出店者の一覧は枠を先に決めておき、決まったところで入れます。店名の受付の締め切りを決めておくと、直しが少なくてすみます。

チラシとSNSの画像を一緒に頼めますか?

頼めます。チラシのほかに、SNS画像(5,000円〜/枚)、ポスター、のぼりなども同じ窓口で作れます。同じ人が作るので、言い方と色がそろいます。

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