滋賀の工務店・不動産のデザイン|看板・チラシ・HPの要点
滋賀の工務店や不動産会社の方から、「看板もチラシもホームページもあるのに、ばらばらで同じ会社に見えない」という相談をよく受けます。工務店・不動産のデザインは、現場で見る人と、家でスマホを見る人の両方に、同じ会社として覚えてもらうことが大事です。この記事では、現場の写真の使い方、問い合わせの入口、のぼりと現場看板、ロゴの展開までを順にお伝えします。
工務店・不動産のデザインは「場面がばらばら」
工務店や不動産会社のお客さんは、いろいろな場面で会社に出会います。工事中の現場の前を通りかかる。分譲地ののぼりが目に入る。郵便受けにチラシが入っている。気になってスマホで会社の名前を調べる。モデルハウスや店舗に来て、名刺を受け取る。
家を建てる、家を買う、空き家を売る。どれも何度もあることではないので、お客さんはすぐには決めません。いくつもの場面で何度か目にして、「あの会社か」と思い出してもらえたときに、はじめて問い合わせにつながることが多いものです。
場面ごとに、見る人の時間がちがう
現場看板やのぼりは、歩きや車で通りすがりに一瞬だけ見られます。チラシは家で手に取って、少しだけ読まれます。ホームページは、気になった人がじっくり見ます。場面ごとに、先に伝えることを変えます。
現場看板・のぼり
通りすがりに一瞬で。会社の名前とマーク、何をしている現場かを伝える。
チラシ
家で手に取って。物件や見学会の中身と、問い合わせの方法を伝える。
ホームページ
気になった人がじっくり。施工例や会社の考え方、相談の入口を伝える。
図1 場面ごとに、先に伝えること
つながるのは、ロゴと色と言い方
場面がばらばらでも、同じ会社だと分かるようにするには、ロゴと色、言い方をそろえます。現場で見たマークがチラシにもあり、ホームページにもある。これだけで、お客さんの頭の中で、ばらばらだった場面が1つの会社につながります。
現場の写真は、工務店のいちばんの材料
工務店や不動産会社のデザインで、いちばん力になるのは、自分たちの現場の写真です。建てた家、直した部屋、売りに出している物件、働いている職人さん。素材写真(どこでも使える既製の写真)で作ったチラシやホームページは、きれいでも、どの会社のものも同じに見えてしまいます。
写真で見せたいもの
施工例の写真は、できあがった家の外観だけでなく、部屋の中、細かいところの納まり、工事中の様子もあると、仕事の丁寧さが伝わります。リフォームなら、直す前と直したあとを同じ向きから撮っておくと、くらべて見てもらえます。人が写っている写真は、どんな人が家を建ててくれるのかが分かるので、初めての人の安心につながります。
撮っておくと使いやすい写真
- できあがった家の外観(晴れた日・正面と斜め)
- 部屋の中(明るい時間・窓からの光が入る向き)
- 細かいところの納まり(木の継ぎ目・建具・水まわり)
- リフォームの前とあと(同じ場所・同じ向き)
- 工事中の様子と、職人さんの手元
- 会社の人の顔(本人の了解があるもの)
スマホで撮るときは、向きと明るさをそろえる
プロの撮影を頼まなくても、スマホで撮った写真で十分に伝わることは多いです。そのとき大事なのは、写真どうしの向きと明るさをそろえることです。横向きで撮るか縦向きで撮るかを決めておく、明るい時間に撮る、まっすぐ立てて撮る。これだけで、並べたときのまとまりが変わります。くわしくは「スマホで撮る写真のコツ」に書いています。
お客さんの家の写真を使うときは、使ってよいか、どこまで写してよいかを、あらかじめ確かめておきます。表札や車のナンバー、まわりの家が写り込んでいないかも見ておきます。
問い合わせの入口を、迷わない形に
工務店や不動産会社のチラシやホームページを見て、お客さんが最後にすることは問い合わせです。この入口が分かりにくいと、せっかく興味を持ってもらっても、そこで止まってしまいます。
何を頼めるかを、入口ごとに分ける
工務店や不動産会社への問い合わせには、いろいろな中身があります。家を建てたい、リフォームの相談がしたい、物件を見たい、土地や空き家を売りたい。全部を1つの「お問い合わせ」にまとめると、お客さんは「こんなことを聞いていいのか」と迷います。
「見学会に申し込む」「リフォームの相談をする」「空き家の相談をする」のように、何ができるかを入口の名前にすると、お客さんは自分に合うものを選べます。ただし、入口を増やしすぎると逆に迷うので、いちばん来てほしい相談を目立たせて、ほかは控えめに並べます。
止まってしまう入口
- 「お問い合わせ」が1つだけで、何を聞けるか分からない
- 電話番号が画像の中にあり、スマホで押せない
- フォームの入力欄が多く、途中でやめてしまう
- チラシとホームページで窓口がちがう
進みやすい入口
- 何を相談できるかを入口の名前にしている
- 電話番号は押せる形で、いつも見える場所に
- フォームは名前と連絡先と一言だけから始める
- チラシ・HP・看板で同じ窓口を案内している
図2 問い合わせの入口のちがい
電話・フォーム・LINE
家のことの相談は、電話で話したい人もいれば、まず文字で聞いてみたい人もいます。夜に家族で話し合ってから問い合わせる人も多いので、電話だけでなく、フォームやLINEの窓口もあると、時間を気にせず連絡できます。問い合わせにつながるホームページの形は「問い合わせが来るホームページ」でくわしく書いています。
のぼりと現場看板で、通りすがりの人に覚えてもらう
工務店や不動産会社にとって、現場は毎日たくさんの人に見てもらえる場所です。工事中の現場に立てる看板(工事看板・現場シート)や、分譲地や見学会ののぼりは、通りかかる人に会社を覚えてもらうきっかけになります。

現場看板は、会社の名前とマークを大きく
現場看板には、決まって載せることのほかに、会社の名前とマークを入れることが多いと思います。通りすがりの人が一瞬で覚えられるのは、ひとかたまりの言葉と、目印くらいです。会社の名前とマークを遠くから読める大きさにして、ほかの言葉はしぼります。
滋賀では車で移動する人が多く、守山や栗東、近江八幡のように新しい住宅地が広がっている地域では、車の中から現場を目にすることになります。走っている車から読めるかどうかを先に考えておくと、看板の中身が決めやすくなります。道路沿いの看板の考え方は「道路沿いの看板のデザイン」に書いています。
のぼりは、何をしているかを一言で
のぼりは細長いので、入る言葉はかぎられます。「完成見学会」「分譲中」「空き家の相談」のように、そこで何をしているかを一言で伝えます。会社の名前とマークは、のぼりの上か下に、いつも同じ位置に置きます。何本も並べるときは、同じのぼりをそろえて立てると、遠くからでも目に入ります。のぼりのくわしい作り方は「滋賀でのぼりを作る」にまとめています。
看板は、現場写真に合わせて確かめる
看板やのぼりは、画面の上で見ているときと、実際に立てたときで、見え方が大きく変わります。それナル?では、看板のデザインに、立てる場所の写真への合成をつけてお見せします。まわりの家や道路、空と並んだときに読めるかを確かめてから決められます。
ロゴは、どこに置いても崩れない形に
工務店や不動産会社のロゴは、使われる場所がとても多いものです。看板、のぼり、現場シート、チラシ、ホームページ、名刺、封筒、車、作業着、ヘルメット。横長の場所もあれば、縦長の場所もあり、白い地の上にも、色の地の上にも置かれます。

横組み・縦組み・白地・色地をはじめに用意する
ロゴを1つの形でしか持っていないと、縦長ののぼりに入れたときに小さくなりすぎたり、色の地に置いたときに見えなくなったりします。はじめから、横に並べた形、縦に並べた形、白い地に置く色、色の地に置く色を用意しておくと、どこに置いても同じ会社に見えます。
看板屋さんや印刷所、作業着の業者さんにロゴを渡すときも、使い分けがまとまっていると、相手が迷いません。作ったデータはお渡しするので、そのまま渡せます。
なぜその形かを、1枚にまとめておく
ロゴを作るときは、なぜその形なのかを1枚にまとめた説明もあると便利です。社員の方が新しく入ったときや、お客さんに会社の話をするときに、ロゴの意味をそのまま伝えられます。ロゴの作り方は「小さな会社のロゴの作り方」で書いています。

滋賀の工務店・不動産のデザインの費用
それナル?では、料金を先に全部出しています。工務店や不動産会社でよく頼まれるものをまとめました。
| 頼むもの | 料金 | メモ |
|---|---|---|
| 野立て・壁面の看板 | 39,800円〜 | 現場写真への合成つき・製作費取付費は別 |
| のぼり・置き看板 | 19,800円〜 | 製作費は別 |
| チラシ片面A4/両面 | 19,800円〜/29,800円〜 | 見学会・物件の案内など・印刷代は別 |
| ロゴ | 49,800円〜 | 3案から1つ・名刺デザイン込み |
| 小さなホームページ | 98,000円〜 | 5ページまで・問い合わせフォーム込み |
| 公開後の更新 | 5,000円/月 | 月1回まで・使わない月は請求なし |
金額が上がるのは、直しが決めた回数を超えたとき(1回5,000円〜)、ページや枚数が増えたとき、急ぎのときの3つだけです。上がる前に必ずお伝えします。看板の製作・取付、印刷、サーバー・ドメイン代、撮影は含まれていません。
物件の情報は、会社の方に確かめていただく
物件の広告には、載せる内容や書き方について決まりがあります。間取りや広さ、価格、交通の案内など、物件の情報は会社の方がいちばんよくご存じです。それナル?では、いただいた情報を読みやすい順番と大きさで組み、載せる内容は会社の方に確かめていただきながら進めます。気になる言い回しがあれば、作る途中で必ずお聞きします。
- 相談困っていることをLINEで一言
- 見積り金額と日程をお伝えする(無料)
- 場面を並べるどこで誰が見るかを決める
- デザイン看板は現場写真に合成して確認
- 確認載せる内容を会社の方と確かめる
- 納品看板屋さん・印刷所に渡せるデータ
図4 工務店・不動産のデザインを頼むときの流れ
滋賀で工務店・不動産の看板を頼むなら:それナル?(木下スタジオ)の進め方
それナル?は、滋賀の木下スタジオ(木下貴博)が運営している、小さく頼める窓口です。大津・草津・守山・近江八幡・彦根・長浜など滋賀県内を中心に、京都・大阪・名古屋や全国からもオンラインで受けています。
- 窓口は1人。聞き取りから納品まで同じ人が受けます
- 値段を先に出します。看板の製作費や印刷代など、含まれないものも先にお伝えします
- 作ったデータはお渡しします。看板屋さんや印刷所にそのまま渡せます
のぼり1本、チラシ1枚からでも相談できますし、ロゴから看板、ホームページまでまとめて頼むこともできます。まとめて頼むと、言い方と色がそろいます。打ち合わせは基本オンラインで、現場の合間にも進められます。必要なときだけ伺います。返事は24時間以内です(土日祝は翌営業日)。窓口は看板のページ、ロゴ・名刺のページ、ホームページのページにまとめています。
現場看板やのぼりの製作・設置も頼めますか?
それナル?の料金はデザインの料金で、看板やのぼりの製作費・取付費は含まれていません。デザインには現場写真への合成がつくので、立てたときの見え方を確かめてから、看板屋さんに作ってもらえます。データはお渡しします。
ロゴがないのですが、看板から先に作れますか?
作れます。ただ、看板やのぼり、チラシ、ホームページと使う場所が多い業種なので、先にロゴを決めておくと、あとでそろえやすくなります。ロゴは3案から1つを選ぶ形で、名刺のデザインも含まれています。
施工例の写真がスマホで撮ったものしかありません。
スマホの写真で十分に伝わることは多いです。向きと明るさがそろっているかを見て、使う写真を一緒に選びます。撮影は料金に含まれていないので、プロに撮ってもらう場合は別に手配をお願いしています。
物件の広告の決まりには対応してもらえますか?
物件の広告には載せ方の決まりがあるので、載せる内容は会社の方に確かめていただきながら進めます。気になる言い回しは、作る途中で必ずお聞きします。


