会社の困りごと窓口SHIGA, JAPAN
それナル?
それ、なんとかなる? › ブログ › 業種別
業種別

滋賀の建設会社・工事会社のデザイン|採用と信頼を両立

2026.10.07 · 読む時間 約10分 · 木下スタジオ 木下貴博

滋賀の建設会社・工事会社のデザイン|採用と信頼を両立

「仕事はあるのに人が来ない。でも、ホームページを採用向けにすると、お客さんから見て軽く見えないか心配」。滋賀の建設会社・工事会社のデザインで、よく聞く悩みです。この記事では、採用と信頼を1つのホームページや紙の中で両立させる組み方、施工の写真の選び方、現場の看板や車両まで言い方をそろえる方法、そして頼むときの料金と進め方を順番に説明します。

滋賀の建設会社のデザインは「見る人が3種類いる」

建設会社や工事会社のホームページを見に来る人は、1種類ではありません。大きく分けると次の3つです。

  • 元請けや取引先:この会社に任せて大丈夫か、どこまでの工事ができるかを知りたい
  • 施主(家や建物の持ち主):近くの会社か、どんな家や建物を手がけたか、話しやすそうかを知りたい
  • 働きたい人:どんな人がいて、どんな一日で、どう教えてもらえるかを知りたい

この3人は、同じページを見ても気にするところが違います。元請けは施工の範囲と安全への向き合い方を見ます。施主は施工例と担当者の顔を見ます。働きたい人は、現場の空気と休みの取り方を見ます。

よくあるのは、この3つが1本の流れに混ざってしまう形です。トップに「地域に信頼される会社」と大きく書き、その下に会社概要、施工例、求人が順に並ぶ。どれも大事な中身なのに、どの人にとっても「自分のための入口」が見つかりません。

とくに滋賀では、大津・草津・守山のように住宅が増えている地域と、彦根・長浜・東近江のように公共工事や工場まわりの仕事が多い地域があり、同じ会社の中でも相手がはっきり分かれていることが多いです。だからこそ、最初に「誰が見に来るか」を決めておくと、そのあとの写真も言葉も選びやすくなります。

01

元請け・取引先

工事の種類と範囲、資格や許可、安全の守り方。「任せて大丈夫か」を見ている。

02

施主

施工例、地域、担当者の顔と話し方。「この人に頼みたいか」を見ている。

03

働きたい人

現場の空気、教わり方、休み、道具や車。「ここで続けられるか」を見ている。

図1 建設会社のホームページを見に来る3種類の人

採用と信頼は、ぶつからない

「採用のことを前に出すと、人手が足りない会社に見えるのでは」。そう心配される方は少なくありません。でも実際は逆のことが多いです。働く人の顔と、教え方と、安全への向き合い方がきちんと見える会社は、お客さんから見ても安心できる会社です。

ぶつかるのは、採用と信頼そのものではなく、言い方です。「急募」「未経験大歓迎」「アットホーム」のような言葉だけが大きく並ぶと、たしかに慌てて人を集めている印象になります。一方で、「こういう順番で仕事を覚えてもらっています」「この現場では、こうやって安全を確かめています」と具体的に書けば、採用の文章がそのまま会社の信頼の証拠になります。

よくある形

  • トップに抽象的な一文と社名だけ
  • 求人は「急募」「未経験歓迎」の言葉が中心
  • 施工例は完成写真が並ぶだけ
  • 働く人の顔がどこにも出てこない

こうすると両立する

  • トップで「何の工事を、どの地域で」を1行で言う
  • 求人は「覚える順番」と「一日の流れ」を書く
  • 施工例に、途中の工程と担当者の一言を添える
  • 同じ人の顔が、施工例にも採用にも出てくる

図2 採用と信頼がぶつかる形と、両立する形

ポイントは、同じ写真と同じ人を、お客さん向けにも採用向けにも使うことです。施工例のページで現場を仕切っていた人が、採用のページで「最初の1年はこうやって教えています」と話している。そうすると、どちらから見ても同じ会社だと分かり、話に厚みが出ます。

施工の写真は「途中」を撮る

建設会社のホームページでいちばん効くのは、やはり写真です。ただ、多くの会社が持っているのは完成後の写真だけです。完成写真はきれいですが、どの会社の施工例も似て見えてしまいます。

その会社らしさが出るのは、途中の写真です。基礎を打っているところ、足場の上で手が動いているところ、朝礼で道具を確かめているところ。完成品には写らない、仕事の丁寧さや段取りが見えてきます。

リフォーム会社のホームページ。街を見下ろす写真を背景に、会社の向きを英文1行で置いたトップ画面
制作例:リフォーム会社のホームページ。街の俯瞰を背に、会社の向きを英文1行で置いています。業種の説明より先に、どこを向いている会社かを見せる構えです。

建設会社の写真で、そろえておきたい場面

  • 工事の途中(基礎・骨組み・配管・仕上げなど、その会社の得意な工程)
  • 人の手元と道具(工具・重機の運転席・測量の機械など)
  • 朝礼やKY活動(危ないところを先に話し合う時間)の様子
  • 完成した建物と、同じ場所の工事前の写真
  • 働いている人の横顔、休憩中の表情
  • 会社の車両、資材置き場、事務所の入口

図3 建設会社の写真で、そろえておきたい場面

撮影は料金に含まれていませんが、現場にいる方がスマホで撮った写真でも、明るい時間に手元へ寄れば使えることが多いです。撮り方のこつはスマホで写真を撮るときの記事にまとめています。

施工例のページは「1件ずつ短く」

施工例のページは、写真を何十枚も並べるより、1件ずつ短くまとめるほうが読まれます。1件の中身は、次の4つで十分です。どこの、どんな建物か(地域と種類)。何が困っていて、どう直したか。途中の工程の写真が1〜2枚。担当した人の一言。この形にそろえておくと、件数が増えても見る人が迷いません。

「どう直したか」を書くときは、専門用語をそのまま使わず、施主にも分かる言葉に言い換えます。「防水シート(雨が中にしみないようにする膜)を張り直しました」のように、かっこで添えるだけでも読みやすくなります。元請けの方には専門用語のほうが伝わることもあるので、取引先向けのページでは逆に、工法や規模をきちんと書きます。同じ施工例でも、誰が読むかで書き方を少し変える。これが、3種類の人に向けたホームページのこつです。

ポイント施主の家の中や、表札・車のナンバー・近所の家が写った写真は、載せる前に確認が必要です。施主の了解をもらっているか、写り込みがないかを、公開の前に一緒に見ていきます。

滋賀の工事会社の採用チラシ・求人ページの組み方

採用は、ホームページだけで完結しないことが多いです。求人サイトに載せる、ハローワークに出す、現場の近くや取引先に採用チラシを置く。そのどれから来た人も、最後は会社のホームページを見に来ます。だから、チラシと求人ページは同じ言い方でそろえておきます。

最初に置く1行を決める

採用チラシで最初に目に入るのは、写真と1行の言葉です。ここで条件の一覧を見せるより、「どんな仕事を、どんな人たちと」が伝わる1行を置きます。たとえば「この町の道を、ずっと先まで直していく仕事です」のように、何の仕事かが分かる言葉です。給与や休みの条件は、その下で落ち着いて読んでもらえば十分です。

鉄工所の社員募集のチラシ。「ここで、長く働きませんか。」の1行を大きく置いた紙面
制作例(見本):鉄工所の社員募集。「ここで、長く働きませんか。」の1行と、平均勤続年数だけを先に出しています。建設会社の採用チラシでも、最初に置く1行の考え方は同じです。

覚える順番を図にする

働きたい人がいちばん不安なのは、「入ってすぐ、何をさせられるか」です。そこで、入社してからの流れを図にします。最初の週は先輩について現場を見る、次は道具の名前と片付けを覚える、というように、会社で実際にやっている順番を書きます。作った約束ではなく、いまやっていることをそのまま書くのが大事です。

  1. 見学現場と事務所を見てもらう
  2. 同行先輩について一日を過ごす
  3. 道具名前と使い方、片付けを覚える
  4. 担当小さな作業を一人で受け持つ
  5. 資格会社の支え方で次の段階へ

図4 求人ページに載せる「覚える順番」の例(会社ごとに中身を書き換える)

採用チラシやポスターの作り方は、採用チラシ・求人ポスターの記事でもくわしく書いています。チラシの窓口はチラシ・ポスターのページです。

現場の看板・車両・名刺まで、言い方と色をそろえる

建設会社は、ホームページより先に、現場で会社の名前を見られることが多い業種です。工事中の囲いに掛かる看板、資材を運ぶトラック、現場で渡す名刺。近所の人や通りがかった人にとっては、それが会社との最初の出会いになります。

ここで色や言い方がばらばらだと、同じ会社に見えにくくなります。逆に、看板と車両と名刺とホームページが同じ色・同じ1行でそろっていると、「あの現場の会社だ」と覚えてもらえます。採用でも、「近所の現場で見たことがある会社」は応募のきっかけになりやすいです。

表1 建設会社で、言い方と色をそろえたい場所
場所見る人そろえるもの
工事中の看板・囲い近所の人・通りがかりの人社名・色・ひとこと(お詫びと感謝の言い方も)
会社の車両道を走っている間に見る人社名とロゴ、遠くから読める大きさ
名刺施主・元請け・協力会社ロゴ・色・連絡先と、何の工事の会社か
ホームページ3種類の人すべて同じ1行と、同じ写真の選び方
採用チラシ働きたい人同じ色と、覚える順番の図

看板は遠くから読めることが先です。何の会社かと連絡先が、走っている車からでも分かる大きさにします。考え方は野立て看板の記事に、のぼりはのぼり旗の記事にまとめています。

アートディレクターの目線:会社の顔は、いちばん遠くから決める

木下貴博は、名刺1枚でも「誰が・どこで・どう受け取るか」から決めています。建設会社の場合、会社の顔をいちばん多くの人が見るのは、たいてい現場の看板と車両です。ホームページの画面のように近くでじっくり見てもらえる場所ではなく、遠くから一瞬で見られる場所です。そこで読めるロゴと色を先に決めておけば、名刺やホームページに持ってきても崩れません。反対に、画面の上だけで決めた細かいロゴは、車体や看板に載せたときに読めなくなることがあります。会社の顔は、いちばん厳しい場所から決める。そのほうが、あとで直す手間が少なく済みます。

滋賀の建設会社のデザインの料金の目安

それナル?では、料金を先に全部出しています。建設会社・工事会社でよく頼まれるものを、表にまとめました(税抜)。

表2 建設会社でよく頼まれるものの料金(税抜)
頼むもの料金中身
ホームページ1ページ(相談しながら)49,800円打ち合わせ1回・修正2回まで・文章の整理も手伝う
小さなホームページ(5ページまで)98,000円〜問い合わせフォーム込み
採用チラシ片面19,800円〜/両面29,800円〜A4
のぼり・置き看板19,800円〜デザインのみ(製作費は別)
野立て・壁面の看板39,800円〜現場写真への合成つき・製作費取付費は別
ロゴ49,800円〜3案から1つ・名刺デザイン込み
車両のデザイン・会社案内内容をうかがって見積り(無料)大きさや台数、ページ数で変わる

3種類の人に入口を分けるなら、トップ・施工例・できる工事と会社のこと・採用・お問い合わせ、の5ページに収まることが多く、小さなホームページ(5ページまで)が目安になります。最初はトップ1ページだけ作り、施工例や採用のページをあとから足していく形も選べます。

サーバー・ドメイン代(年1,500〜15,000円ほど・ご本人名義)、印刷代、看板や車両の製作費、撮影は含まれていません。料金が上がるのは、直しが決めた回数を超えたとき(1回5,000円〜)、ページや枚数が増えたとき、急ぎのとき(+30〜50%)の3つだけです。費用の考え方は滋賀でホームページを作る費用の記事に、全体の料金は料金のページにあります。

滋賀で建設会社のデザインを頼むなら:それナル?(木下スタジオ)の進め方

それナル?は、木下スタジオ(滋賀・木下貴博)が運営する、小さく早く頼める入口です。建設会社・工事会社のデザインは、次のように進めます。

  1. 相談LINE・フォーム・電話で一言
  2. 聞き取り見に来る人と得意な工事
  3. 見積り金額と日程を先に出す
  4. 制作写真と1行を決めて組む
  5. 納品データもお渡しする

図5 相談から納品までの流れ

  • 窓口は1人:聞き取りから納品まで、同じ人が担当します。現場で聞いた話を、そのまま言葉と画面に落とせます
  • 値段を先に出す:含まれないものまで、見積りの段階でお伝えします。見積りは無料です
  • 作ったデータはお渡しする:ロゴや写真、言葉を、看板や車両、次の採用チラシにも使い回せます

ホームページも、採用チラシも、看板も、同じ窓口で頼めるので、言い方と色がそろいます。打ち合わせは基本オンラインで、現場を見たほうが早いときだけ伺います。対応エリアは大津・草津・守山・栗東・彦根・長浜・東近江など滋賀県内と、京都・大阪・名古屋です。返事は24時間以内(土日祝は翌営業日)、受付は毎月3社までです。ホームページの窓口はホームページのページ、看板は看板のページにあります。

採用のことを前に出すと、お客さんに不安に思われませんか?

「急募」のような言葉だけを大きく出すと、慌てている印象になることがあります。覚える順番や安全の守り方を具体的に書けば、採用の中身がそのまま会社の信頼につながります。同じ写真と同じ人を、施工例と採用の両方に使うのがおすすめです。

施工例の写真が完成後のものしかありません。

完成写真だけでも作れます。これからの現場で、途中の工程や手元の写真を少しずつ撮りためていけば、あとから施工例のページに足していけます。撮る場面の一覧をお渡しすることもできます。

施主の家の写真を載せてもいいですか?

施主の了解があるかどうかが先です。表札や車のナンバー、近所の家などが写り込んでいないかも、公開の前に一緒に確認します。

トラックや社用車のデザインも頼めますか?

大きさや台数で中身が変わるので、内容をうかがって見積りします(無料)。製作や貼り付けの費用は別になります。看板や名刺と同じ色・同じロゴでそろえられます。

現場や事務所まで来てもらえますか?

打ち合わせは基本オンラインです。現場を見たほうが早い場合は伺います。滋賀県内のほか、京都・大阪・名古屋にも対応しています。

ほかの記事

LINEで相談する フォームで相談する