会社の困りごと窓口SHIGA, JAPAN
それナル?
それ、なんとかなる? › ブログ › 業種別
業種別

滋賀の美容室・サロンのデザイン|予約につながるHP・カード

2026.10.07 · 読む時間 約10分 · 木下スタジオ 木下貴博

滋賀の美容室・サロンのデザイン|予約につながるHP・カード

滋賀で美容室やネイル、エステのサロンを営む方から、「インスタは見てもらえているのに、予約になかなかつながらない」という相談をよく受けます。美容室・サロンのデザインは、きれいに見せることより先に、見た人が迷わず予約まで進めることが大事です。この記事では、予約につながるホームページの作り方、ショップカードの役目、SNSとのそろえ方、費用の目安までを順にお伝えします。

美容室・サロンのお客さんは、予約の前に何を見ているか

はじめてのサロンを選ぶとき、お客さんはいきなり予約ボタンを押すことはあまりありません。インスタで写真を見る。地図アプリでお店の場所と口コミを見る。ホームページでメニューと料金を確かめる。そして「ここなら大丈夫そう」と思えたときに、はじめて予約に進みます。

この途中のどこかで不安が残ると、お客さんはそこで止まります。料金がはっきりしない。駐車場があるか分からない。どんな人が担当してくれるのか見えない。予約の方法がいくつもあって、どれを使えばいいか分からない。小さなことですが、はじめての人にとっては、どれも足が止まる理由になります。

見る順番に合わせて、答えを置く

サロンのデザインで最初にすることは、お客さんが予約の前に知りたいことを、見る順番に並べることです。そのうえで、それぞれの場面に答えを置いていきます。

  1. 見つけるインスタ・地図アプリで写真を見る
  2. 確かめるメニュー・料金・場所を見る
  3. 安心する担当する人とお店の様子を知る
  4. 予約する迷わず1つの入口から
  5. また来るカードやLINEで次の予約へ

図1 サロンのお客さんが予約するまでの流れ

この流れを先に並べておくと、ホームページに何を書くか、ショップカードに何を載せるかが決めやすくなります。体験の流れから考える方法は「小さな会社の体験設計」でくわしく書いています。

滋賀のサロンのホームページは「予約までの道」を1本に

サロンのホームページでいちばん大事なのは、予約までの道を1本にすることです。インスタからも、地図アプリからも、ショップカードのQRコードからも、最後は同じ予約の入口にたどり着くようにします。

予約の入口は、いつも見える場所に

スマホでホームページを見る人がほとんどなので、予約のボタン(予約の画面へ進むための入口)は、画面を下に動かしても見える場所に置いておくと押しやすくなります。すでに予約サイトや予約のサービスを使っているなら、そのページへのボタンを置きます。電話で受けているなら、押すとそのまま電話がかかる形にします。

予約の方法が電話・LINE・予約サイトと3つあるときは、全部を同じ大きさで並べるより、いちばん使ってほしい1つを大きく、ほかは控えめに置くほうが迷いません。どれを主にするかは、お店の手の空き方で決めます。施術中に電話に出にくいなら、文字で受けられる方を主にする、という決め方です。

予約が止まる形

  • 予約の方法がページの最後にしかない
  • 電話・LINE・予約サイトが同じ大きさで並んでいる
  • メニューは載っているが料金が「要相談」ばかり
  • インスタとホームページで店名の書き方がちがう

予約に進みやすい形

  • 予約の入口がいつも画面の中に見えている
  • いちばん使ってほしい方法を1つ大きく
  • 料金は「〜円から」でも先に出している
  • インスタ・HP・カードで店名とロゴがそろっている

図2 予約が止まるホームページと、進みやすいホームページ

メニューと料金は、迷わない分け方で

メニューが多いサロンほど、ホームページで迷わせてしまいがちです。カット、カラー、パーマ、トリートメント、組み合わせのセット。全部を1つの表に並べると、はじめての人はどれを選べばいいか分かりません。

まず「はじめての方によく選ばれるもの」をいくつかだけ先に見せて、細かいメニューはその下にまとめる形にすると、読む人の負担が軽くなります。料金は、髪の長さや状態で変わるなら「〜円から」と書き、何で変わるのかを一言添えます。金額が見えないことが、はじめての人にとってはいちばんの不安になるからです。

担当する人の顔と、お店の中の様子

サロンは、人と人が近い距離で過ごす場所です。どんな人が担当してくれるのか、お店の中はどんな雰囲気なのかが分かると、はじめての人の安心につながります。スタッフの顔写真と、得意なこと、一言のあいさつ。お店の入口、席、シャンプー台の写真。これがあるだけで、「行ってみようかな」と思ってもらいやすくなります。

もう1つ、滋賀のサロンで忘れられがちなのが駐車場の案内です。草津や守山、彦根のように車で来るお客さんが多い地域では、「停める場所があるか」「何台か」「どこから入るか」が分からないと、予約の手前で止まってしまいます。写真か簡単な地図で、駐車場の入口まで見せておくと安心です。

顔を出したくないスタッフがいる場合は、手元や後ろ姿の写真でもかまいません。出す・出さないは、必ず本人に確かめてから決めます。

写真は、施術の仕上がりと「お店の空気」の2種類

サロンのデザインで、いちばん力になるのは写真です。素材写真(どこでも使える既製の写真)できれいに飾ったページより、自分のお店で撮った写真のほうが、どんな店かがまっすぐ伝わります。

人物の写真を主役にして、文字を少なく、視線の先に余白を取ったホームページのデザイン
制作例:写真が主役なので文字は少なく。人物の視線の先が空くように余白を取っています。

仕上がりの写真は、光と背景をそろえる

ヘアやネイルの仕上がりの写真は、お店の「腕」を見せるものです。毎回ちがう場所、ちがう光で撮ると、並べたときにばらばらに見えます。撮る場所を1つ決めて、背景の壁と光の向きをそろえるだけで、インスタでもホームページでも、まとまって見えるようになります。

窓の近くの明るい場所で、正面からの光ではなく、横から入る光で撮ると、髪の質感や爪のつやが見えやすくなります。スマホでも十分に撮れます。撮り方のコツは「スマホで撮る写真のコツ」にまとめています。

お店の空気の写真は、人がいない時間に

お店の中の写真は、開店前などお客さんがいない時間に撮ります。お客さんが写り込むと、使える場所が限られてしまうからです。入口の外観は、はじめて来る人が「ここだ」と分かるように、看板や扉が入る向きで撮っておくと、地図アプリやホームページの「アクセス」の欄でそのまま使えます。

サロンで撮っておくと使いやすい写真

  • 仕上がりの写真(同じ場所・同じ光で)
  • お店の入口と外観(看板や扉が入る向き)
  • 席・シャンプー台・待合などお店の中
  • スタッフの顔か手元(本人の了解があるもの)
  • 駐車場と、お店までの目印
  • 使っている道具や薬剤の棚(お店の考え方が伝わるもの)

お客さんの髪や手を写した写真を使うときは、必ず使ってよいかを確かめておきます。顔が写る写真は、どこに載せるかまで伝えて了解をもらいます。

ショップカードは、次の予約のための1枚

サロンのショップカード(お店の名刺のようなカード)は、はじめて来たお客さんに渡して、次の予約につなげるためのものです。きれいなカードを作っても、次にどう予約すればいいかが書いていないと、財布の中で眠ってしまいます。

表は覚えてもらう、裏は次の予約

カードの表には、お店の名前とロゴを大きく。ここで「あのお店」と覚えてもらいます。裏には、予約の方法、営業時間と定休日、住所と駐車場の有無、インスタやLINEの入口を載せます。次回の予約日を手で書き込める欄を作っておくと、お会計のときにそのまま次の予約を書いて渡せます。

ロゴの織りの模様を地に薄く敷いた、布の店のショップカード・名刺のデザイン(見本)
制作例(見本):布の店の名刺。ロゴの織りを地に薄く敷いています。サロンのカードでも、ロゴの形をカード全体の空気に広げると、手に取ったときにお店を思い出してもらいやすくなります。
01

表:覚えてもらう

お店の名前とロゴを大きく。色はホームページやインスタとそろえる。

02

裏:次の予約

予約の方法を1つ大きく。営業時間・定休日・駐車場。

03

書き込み欄

次回の日にちを手で書ける欄。字が書ける紙を選ぶ。

04

QRコード

予約の入口か、ホームページの予約の場所へ直接つなぐ。

図3 サロンのショップカードに置くもの

手で書き込む欄を作るなら、紙えらびにも気をつけます。つるつるした紙だとボールペンの字がにじんだりかすれたりします。表と裏で紙の加工を変えられるかは印刷所によるので、データを作る前に確かめておきます。ショップカードの作り方は「ショップカードのデザイン」に、QRコードの置き方は「QRコードの入れ方」に書いています。

インスタ・地図アプリ・ホームページの言い方をそろえる

サロンのお客さんは、いくつもの場所でお店を見ています。インスタのプロフィール、地図アプリのお店の情報、ホームページ、ショップカード。この全部で、店名の書き方、営業時間、予約の方法がそろっていることが大切です。

インスタでは「LINEで予約」と書いてあるのに、ホームページでは「お電話で」となっていると、お客さんはどちらが正しいのか迷います。定休日を変えたのに地図アプリの情報が古いままだと、せっかく来てもらったのに閉まっていた、ということも起きます。

そろえる言葉を1枚にまとめておく

店名の正式な書き方(カタカナか英字か)、ひとことで言うお店の紹介、営業時間、定休日、予約の方法。この5つを1枚のメモにまとめて、どこに書くときもそこから写すようにすると、ずれが起きにくくなります。地図アプリの情報の見直しは「地図検索に出るための基本」で、LINEを予約の窓口にするやり方は「LINE公式アカウントを窓口にする」でくわしく書いています。

色とロゴは、少なく決めて使い回す

サロンらしい雰囲気を出そうとして、投稿ごとに色や文字を変えると、かえってお店の印象がぼやけます。お店の色は1つか2つに決めて、ロゴと一緒にインスタの投稿、ホームページ、カードで同じものを使います。色の決め方は「お店の色の選び方」にまとめています。

アートディレクターの目線サロンのデザインを考えるとき、「うちらしさ」をはじめに言葉で決めようとすると、たいてい行き詰まります。木下貴博は音楽を20年ほど続けてきましたが、曲の個性も、作る前に決めたものではなく、作ったあとに気づくものでした。サロンも同じで、らしさは、毎日の仕上がりの写真や、お客さんにかける言葉の中にもう出ています。だから最初にするのは、飾ることではなく、お客さんが「誰に・どこで・どう」お店に出会うかを並べることです。その並びの中で、お店がいつもしていることを拾っていくと、無理に作らなくても、そのお店の形が見えてきます。

滋賀の美容室・サロンのデザインの費用

それナル?では、料金を先に全部出しています。美容室やサロンでよく頼まれるものをまとめました。

表1 美容室・サロンまわりの料金(税抜)
頼むもの料金メモ
ホームページ1ページ19,800円〜文章と写真をお持ちいただく形・修正なし・スマホ対応
ホームページ1ページ(相談しながら)49,800円打ち合わせ1回・修正2回まで・文章の整理も手伝う
小さなホームページ98,000円〜5ページまで・問い合わせフォーム込み
名刺・ショップカード14,800円〜両面・印刷代は別
ロゴ49,800円〜3案から1つ・名刺デザイン込み
バナー・SNS画像5,000円〜/枚キャンペーンのお知らせなど
公開後の更新5,000円/月月1回まで・使わない月は請求なし

メニューと料金、予約の入口をまとめた1ページから始めて、あとからスタッフ紹介や仕上がりの写真のページを足すこともできます。金額が上がるのは、直しが決めた回数を超えたとき(1回5,000円〜)、ページや枚数が増えたとき、急ぎのときの3つだけです。上がる前に必ずお伝えします。サーバー・ドメイン代、印刷代、撮影は含まれていません。予約のサービスそのものの利用料も別です。

予約の入口いつも見える場所に
メニューと料金はじめての人向けを先に
担当する人とお店の様子写真で
場所・駐車場迷わない目印
お店の考え方短く

図4 サロンのホームページで先に置くものの順番(目安。お店の形で変わります)

滋賀で美容室・サロンのデザインを頼むなら:それナル?(木下スタジオ)の進め方

それナル?は、滋賀の木下スタジオ(木下貴博)が運営している、小さく頼める窓口です。大津・草津・守山・彦根など滋賀県内を中心に、京都・大阪・名古屋や全国からもオンラインで受けています。

  • 窓口は1人。聞き取りから納品まで同じ人が受けます
  • 値段を先に出します。サーバー代や印刷代など、含まれないものも先にお伝えします
  • 作ったデータはお渡しします。カードを別の印刷所で刷りたいときも、そのまま渡せます

カード1枚からでも、ホームページとカードとインスタの画像をまとめてでも相談できます。まとめて頼むと、言い方と色がそろいます。打ち合わせは基本オンラインなので、施術の合間や定休日にも進められます。返事は24時間以内です(土日祝は翌営業日)。窓口はホームページのページとロゴ・名刺のページにまとめています。料金の全体は料金のページで見られます。

予約のしくみ(予約システム)も作ってもらえますか?

それナル?で作るのは、予約までの道すじとホームページのデザインです。予約の受付は、お店ですでに使っている予約のサービスや電話・LINEにつなぐ形をおすすめしています。まだ決めていない場合は、お店の手の空き方に合う方法を一緒に考えます。

インスタがあれば、ホームページはいりませんか?

インスタは見つけてもらう場所としてとても強いですが、メニューと料金、場所や駐車場、予約の方法を一か所にまとめておく場所があると、はじめての人が迷いません。まずは1ページのホームページから始める方も多いです。

ショップカードだけでも頼めますか?

頼めます。名刺・カードは両面14,800円〜です。ホームページやインスタと色やロゴをそろえたい場合は、いま使っているものを見せていただければ合わせます。印刷代は別です。

写真はプロに撮ってもらわないとだめですか?

スマホの写真で十分に伝わることは多いです。撮る場所と光をそろえるだけで、まとまって見えます。撮影は料金に含まれていないので、プロに頼む場合は別に手配をお願いしています。

ほかの記事

LINEで相談する フォームで相談する