滋賀の整体・接骨院のデザイン|初めての人が安心する作り
滋賀で整体院や接骨院を開いている先生から、「ホームページはあるのに、はじめての人からの予約が増えない」という相談を受けることがあります。整体・接骨院のデザインで大事なのは、目立つことより、はじめての人が「ここなら行ってみよう」と思える安心を、来る前に渡しておくことです。この記事では、ホームページ、看板、診察券や名刺で、その安心をどう作るかを順にお伝えします。
はじめての人は、何が分からなくて止まっているか
体のことで整体院や接骨院を探す人は、たいてい少し不安を抱えています。どんなことをされるのか。痛くないか。どのくらい時間がかかるのか。いくらかかるのか。服は着替えるのか。先生はどんな人なのか。予約はいるのか。
こうした小さな「分からない」が1つでも残っていると、はじめての人は電話をかける手前で止まってしまいます。知りたいのは、何かを約束してもらうことではなく、行ったらどうなるのかが見えることです。デザインの役目は、その「見えない」を1つずつ減らしていくことにあります。
はじめての人が来る前に知りたいこと
- どんな人が、どんな体の悩みで来ているか
- 来てから帰るまでの流れと、かかる時間
- 料金(はじめての日と、2回目から)
- 服装・持ち物・着替えの有無
- 先生の顔と、院の中の様子
- 予約の方法と、駐車場・場所
このリストのほとんどは、先生にとっては当たり前のことです。当たり前すぎて、ホームページやチラシに書かれていないことがよくあります。まずはここから埋めていくのが、いちばんの近道です。
滋賀の整体院・接骨院のホームページは「流れ」を見せる
整体院や接骨院のホームページでいちばん力になるのは、来てから帰るまでの流れです。受付で何をして、どこで話を聞かれて、どんなふうに施術を受けて、最後にどうなるのか。これが順番に見えると、はじめての人は自分がそこにいるところを思い浮かべられます。
- 予約電話・LINE・予約フォームから
- 受付問診票を書く・着替え
- お話体の状態と気になることを聞く
- 施術何をするか説明してから
- お会計次回の相談・予約
図1 はじめての日の流れを見せる(見本。院ごとの流れに合わせて組みます)
流れには、写真と時間を添える
流れのそれぞれに、受付、話を聞く場所、施術のベッドの写真を1枚ずつ添えると、文字だけよりずっと伝わります。はじめての日は全体でどのくらいの時間を見ておけばいいかも、目安で書いておきます。仕事の合間や、子どもを預けて来る人にとって、時間が読めることは大きな安心になります。
料金は、はじめての日の分を先に
料金の表で迷わせやすいのが、初回だけかかるもの、保険が使える場合と使えない場合、回数券などが混ざっている形です。はじめての人がまず知りたいのは「最初の1回でいくらか」です。そこを先に大きく書き、2回目からの料金や、ほかのコースはその下にまとめます。保険の扱いがある院では、どんな場合に使えるかの書き方を、先生と一緒に確かめます。
不安が残るページ
- 院の考え方の長い文章から始まる
- 施術の名前だけで、何をされるか分からない
- 料金が細かい表で、最初の1回がいくらか分からない
- 先生の顔もベッドの写真もない
安心して来られるページ
- はじめての日の流れが写真つきで見える
- 何をするかを、ふだんの言葉で説明している
- 最初の1回の料金を先に、大きく
- 先生の顔と院内の写真がある
図2 不安が残るページと、安心して来られるページ
施術の名前は、ふだんの言葉に言い換える
院の中で使っている施術の名前や専門の言葉は、はじめての人には何のことか分からないことがあります。名前はそのまま残してかまいませんが、すぐ横に「どこに、どんなふうにふれるのか」「服は着たままか」「どのくらいの時間か」を、ふだんの言葉で一言添えます。言葉の意味が分かるだけで、「痛いことをされるのでは」という心配はずいぶん軽くなります。
スマホで見たときの順番
整体院や接骨院を探す人の多くは、スマホで、それも体がつらいときに見ています。長い文章を読ませるより、画面を下に動かしていくだけで、流れ・料金・場所・予約が順に出てくる形が向いています。予約の入口は、画面のどこにいても押せるように置いておきます。電話番号は押すとそのままかかる形に、受付の時間はその近くに書きます。電話に出にくい時間が多い院なら、LINEで予約や相談を受ける形もあります。くわしくは「LINE公式アカウントを窓口にする」に書いています。
書いてよいことは、先生と確かめながら
整体院や接骨院、鍼灸院の広告には、書いてよい内容や言い回しの決まりがあります。それナル?では、ホームページやチラシに載せる言葉は、先生と確認しながら進めます。気になる言い回しは、作る途中で必ずお聞きします。
デザインの側でできるのは、言葉を大きくすることではなく、流れ・料金・院の様子・先生の人柄といった「見えれば安心できるもの」をていねいに見せることです。はじめての人の不安を減らすのは、たいていこちらのほうです。
先生の顔と、院の中の写真
整体院や接骨院では、体に直接ふれる施術を受けます。だからこそ、どんな人が担当するのかが分かることが、はじめての人にとって大きな意味を持ちます。素材写真(どこでも使える既製の写真)のモデルが笑っているページより、先生本人が院の中に立っている写真が1枚あるほうが、ずっと伝わります。
先生の紹介は、経歴より「どんな人か」
先生の紹介には、資格や経歴を並べることが多いと思います。それも大切ですが、はじめての人が知りたいのは「話しやすそうか」「ちゃんと説明してくれそうか」です。なぜこの仕事をしているのか、どんなことを大事にしているか、休みの日に何をしているか。短い一言でも、人柄が伝わる言葉を添えると、会ったことのない先生が少し身近になります。
院の中は、入口から順に撮る
院の中の写真は、入口の外観、受付、待合、施術のベッド、着替えの場所と、はじめての人が歩く順に撮っておくと、ホームページの流れの説明にそのまま使えます。明るい時間に、患者さんがいないときに撮ります。清潔に見えるかどうかは、はじめての人がとくに気にするところなので、床やベッドの上に物が置かれていないかも見ておきます。撮り方は「スマホで撮る写真のコツ」にまとめています。

整体・接骨院の看板は、何の院かが先
整体院や接骨院の看板で多いのが、院の名前は大きいのに、何をする場所かが遠くから分からない形です。院の名前は、まだ知らない人にとっては意味を持たない言葉です。通りがかりの人にまず届けたいのは、「整体」「接骨院」「鍼灸」といった、何の院かを表す言葉です。
滋賀は車から見る看板が多い
滋賀では車で移動する人が多く、守山や栗東、長浜のように住宅地と幹線道路が近い地域では、院の看板を車の中から目にすることになります。走っている車から読めるのは、ひとかたまりの言葉と目印くらいです。何の院か、院の名前、駐車場があるか。ここまでにしぼると、遠くからでも読めます。道路沿いの看板の考え方は「道路沿いの看板のデザイン」に書いています。
それナル?では、看板のデザインに、立てる場所の写真への合成をつけてお見せします。まわりの建物や道路と並んだときに読めるかを確かめてから決められます。
診察券・名刺・カードで、通いやすくする
整体院や接骨院では、1回で終わるより、何回か通う人が多いと思います。そのときに手元に残る診察券やカードは、次の予約を思い出してもらうための大事な1枚です。

表:院の顔
院の名前とマーク。看板やホームページと同じ色で。
裏:次の予約
次に来る日を書き込める欄。受付の時間と休みの日。
連絡の入口
電話番号を大きく。LINEやホームページへのQRコード。
図4 診察券・カードに置くもの
書き込み欄を作るなら、ボールペンで書いてもにじまない紙を選びます。年配の方が多い院なら、電話番号や受付の時間は大きめの文字にします。名刺やカードの作り方は「滋賀で名刺を作る」と「ショップカードのデザイン」にまとめています。
開院や移転のお知らせは、地図と駐車場を大きく
開院や移転のときに、近くの家にチラシを配ることもあると思います。そのチラシで伝えたいのは、院があることと、どこにあるかです。院の考え方を長く書くより、何の院か、場所の地図、駐車場、受付の時間、予約の方法を大きく見やすく置きます。ホームページや看板、診察券と同じ色とマークで作っておくと、チラシを見た人が、通りがかりに看板を見たときに「あのチラシの院だ」と気づいてくれます。チラシの依頼の仕方は「はじめてデザインを頼むとき」にまとめています。

滋賀の整体院・接骨院のデザインの費用
それナル?では、料金を先に全部出しています。整体院や接骨院でよく頼まれるものをまとめました。
| 頼むもの | 料金 | メモ |
|---|---|---|
| ホームページ1ページ(相談しながら) | 49,800円 | 打ち合わせ1回・修正2回まで・文章の整理も手伝う |
| 小さなホームページ | 98,000円〜 | 5ページまで・問い合わせフォーム込み |
| 野立て・壁面の看板 | 39,800円〜 | 現場写真への合成つき・製作費取付費は別 |
| のぼり・置き看板 | 19,800円〜 | 製作費は別 |
| 名刺・診察券 | 14,800円〜 | 両面・印刷代は別 |
| ロゴ | 49,800円〜 | 3案から1つ・名刺デザイン込み |
| チラシ片面A4/両面 | 19,800円〜/29,800円〜 | 開院のお知らせなど・印刷代は別 |
はじめての日の流れと料金、先生の紹介をまとめた1ページから始めて、あとからページを足していくこともできます。金額が上がるのは、直しが決めた回数を超えたとき(1回5,000円〜)、ページや枚数が増えたとき、急ぎのときの3つだけです。上がる前に必ずお伝えします。サーバー・ドメイン代、印刷代、看板の製作費・取付費、撮影は含まれていません。
滋賀で整体院・接骨院のデザインを頼むなら:それナル?(木下スタジオ)の進め方
それナル?は、滋賀の木下スタジオ(木下貴博)が運営している、小さく頼める窓口です。大津・草津・守山・栗東・長浜など滋賀県内を中心に、京都・大阪・名古屋や全国からもオンラインで受けています。
- 窓口は1人。聞き取りから納品まで同じ人が受けます
- 値段を先に出します。サーバー代や印刷代など、含まれないものも先にお伝えします
- 作ったデータはお渡しします。診察券を別の印刷所で刷りたいときも、そのまま渡せます
診察券1枚からでも、ホームページと看板とカードをまとめてでも相談できます。まとめて頼むと、言い方と色がそろいます。打ち合わせは基本オンラインなので、施術の合間や休診日にも進められます。必要なときだけ伺います。返事は24時間以内です(土日祝は翌営業日)。窓口はホームページのページ、看板のページ、ロゴ・名刺のページにまとめています。ほかの医療・福祉まわりの例は「滋賀のクリニックのデザイン」にも書いています。
広告の決まりがあると聞きました。大丈夫ですか?
整体院や接骨院、鍼灸院の広告には、書いてよい内容や言い回しの決まりがあります。それナル?では、載せる言葉は先生と確認しながら進めます。気になる言い回しは、作る途中で必ずお聞きします。
文章を書くのが苦手です。
「ホームページ1ページ(相談しながら)」49,800円では、打ち合わせでお話をうかがいながら、文章の整理もお手伝いします。いちから文章を書く場合は、1ページ10,000円〜で別にお受けしています。
先生の写真を出すのに抵抗があります。
無理に顔を出す必要はありません。施術をしている手元や、院の中の写真でも、どんな場所かは伝わります。どこまで出すかは、打ち合わせで一緒に決めます。撮影は料金に含まれていないので、プロに頼む場合は別に手配をお願いしています。
予約のしくみも作ってもらえますか?
それナル?で作るのは、予約までの道すじとホームページのデザインです。予約の受付は、院ですでに使っている電話・LINE・予約のサービスにつなぐ形をおすすめしています。LINEを窓口にする方法は記事にもまとめています。


