会社の困りごと窓口SHIGA, JAPAN
それナル?
それ、なんとかなる? › ブログ › 業種別
業種別

滋賀の車屋さん・整備工場のデザイン|看板・チラシ・HP

2026.10.07 · 読む時間 約9分 · 木下スタジオ 木下貴博

滋賀の車屋さん・整備工場のデザイン|看板・チラシ・HP

「長く地元でやってきたのに、看板が古くて、前を通る人に何の店か伝わっていない気がする」。滋賀の車屋さんや整備工場から、よく聞く悩みです。この記事では、車屋さん・整備工場の看板、車検や整備のチラシ、ホームページを、道路を走る人と近所の人に伝わる形にする方法を説明します。何を一番大きくするか、どこに何を置くか、頼むときの料金と進め方まで順番に見ていきます。

滋賀の車屋さん・整備工場は「道路から選ばれる」

滋賀は車で動くことが多い県です。大津や草津の幹線道路沿い、彦根・東近江・長浜の国道沿いには、販売店、整備工場、板金塗装、タイヤやカー用品の店が並んでいます。お客さんの多くは、ふだん通る道で店を見かけて、名前や場所をなんとなく覚えています。

つまり、車屋さんや整備工場にとって、いちばん多くの人が見るデザインは道路から見える看板です。ホームページやチラシは、その看板で覚えてもらった店を「確かめる」ための場所、という役割になりやすいです。

ところが、長く続いている店ほど、看板が開業当時のままということがよくあります。社名だけが大きく、何をしてくれる店なのかが小さい。色があせて、夜は暗くて読めない。お客さんにとっては「あそこに何かある」ことしか伝わっていません。

01

看板で覚えてもらう

道路を走りながら、何の店かと場所を覚えてもらう。いちばん多くの人が見る。

02

チラシで思い出してもらう

車検の時期や季節のタイヤ交換に合わせて、「そういえば」と思い出してもらう。

03

HPで確かめてもらう

料金の考え方、できる作業、場所と営業時間。電話の前に安心してもらう。

図1 車屋さん・整備工場の看板・チラシ・HPの役割

看板は「何をしてくれる店か」を一番大きく

道路沿いの看板は、走っている車から一瞬しか見られません。その一瞬で伝わるのは、多くても2つか3つの情報です。だから、看板に何を載せるかより先に、何を載せないかを決めます。

車屋さんや整備工場の看板で、いちばん大きくしたいのは、社名よりも何をしてくれる店かです。「車検」「整備」「板金塗装」「中古車」のように、お客さんが探している言葉を大きく置きます。社名は、それより一段小さくても覚えてもらえます。来店してもらえば、社名は自然に覚えてもらえるからです。

よくある形

  • 社名がいちばん大きい
  • 扱うメーカーや作業を全部並べる
  • 電話番号が小さく、走りながら読めない
  • 入口の場所が分からない

こうすると伝わる

  • 「車検・整備」など、何の店かを一番大きく
  • 載せる言葉は2〜3個に絞る
  • 入口の方向を矢印や距離で示す
  • 細かい情報はHPとチラシに任せる

図2 車屋さんの看板で、よくある形と伝わる形

耳鼻科・小児科の野立て看板のデザイン。診療科目をいちばん大きな文字にして、遠くから読めるようにした看板
制作例(見本):耳鼻科・小児科の野立て看板。何科かがいちばん遠くから分かるように、診療科目を最大の文字にしています。車屋さんの看板でも、「何をしてくれる店か」を最大にする考え方は同じです。

看板は現場の写真に合わせて確かめる

看板は、画面の上で見ているときと、実際に道路から見たときとで、印象が大きく変わります。それナル?では、野立てや壁面の看板は、実際の場所の写真にデザインを合成してお見せしています。周りの建物や木、ほかの看板の色と並べて見ると、「この色だと埋もれる」「この大きさなら読める」が分かります。

看板の大きさと文字の考え方は、野立て看板の記事にくわしく書いています。店先に立てるのぼりはのぼり旗の記事もあわせてどうぞ。

ポイント看板を出す場所や大きさによっては、市や町への届け出が要ることがあります。看板屋さんや市役所に確かめてから進めると安心です。デザインのデータは、看板屋さんにそのまま渡せる形でお渡しします。

車検・整備のチラシは「時期」で組む

車屋さんや整備工場のチラシは、季節とつながっています。春の新生活、冬タイヤへの交換、雪の前の点検、年度末の車検。とくに湖北や高島のように雪の多い地域では、タイヤ交換の時期に合わせた告知が大事になります。

だからチラシは、「いつ」「何を」「どうすれば」の順で組みます。

  1. いつタイヤ交換・車検の時期
  2. 何をやってくれる作業
  3. どのくらい時間と費用の考え方
  4. どこで場所と地図・駐車
  5. どうする予約の方法を1つ

図3 車検・整備のチラシの組み方

料金は「考え方」を見せる

車検や整備の料金は、車種や状態で変わるため、チラシに金額を書きにくいことが多いです。その場合は、金額そのものより料金の考え方を見せると安心につながります。「見積りを出してから作業します」「交換が必要な部品は、写真でお見せしてから決めます」といった一言です。お客さんが車屋さんに対していちばん不安に思うのは、「知らない間に高くなること」だからです。

ここに書くのは、店でいま実際にやっていることだけにします。やっていないことを約束すると、かえって信頼を落とします。

整備のチラシに入れておきたいもの

  • 何の告知か(車検・タイヤ交換・点検など)を一番大きく
  • 受付の期間と、混みやすい時期の目安
  • 作業にかかる時間の目安と、待つ場所があるか
  • 料金の考え方(見積りを先に出す、など)
  • 場所の地図と、目印になる建物
  • 予約の方法(電話・LINEなど、いちばん受けやすいもの)

図4 整備のチラシのチェックリスト

配る場所に合わせて大きさを決める

整備のチラシは、配り方によって向いている形が変わります。新聞の折込やポストへの配布ならA4、来店したお客さんに手渡すならはがきくらいの大きさ、店先や待合に置くなら少し厚めの紙、というように、受け取る場面から考えます。既存のお客さんに車検の時期を知らせるはがきは、前回の作業の記録とつながっていると、「うちの車のことを覚えてくれている」と感じてもらえます。どの形にするかは、相談の段階で一緒に決めます。

季節ごとに告知を出すなら、1年の流れを先に決めておくと楽になります。季節の販促カレンダーの記事で考え方をまとめています。

ホームページは「電話の前」に読まれる

看板やチラシで店を知った人が、電話をかける前に確かめるのがホームページです。地図アプリで店名を探して、そこからホームページを開く人も多いです。ここで見たいのは、凝った演出ではなく、次のようなことです。

表1 車屋さん・整備工場のHPで、お客さんが確かめたいこと
知りたいこと置き方
何をしてくれる店か最初の画面で、看板と同じ言葉を1行で
どんな人がやっているか作業している人の写真と、ひとこと
料金の考え方見積りの出し方、代車の有無など
場所と営業時間地図、目印、定休日、駐車できる台数
予約・問い合わせ電話を大きく。スマホで押せばそのままかかる形に

とくに大事なのは、人の顔です。車を預けるお客さんは、「この人に任せて大丈夫か」を見ています。整備している手元や、お客さんと話している様子の写真が1枚あるだけで、電話をかけるハードルが下がります。

救急車と重機の特装を手がける自動車製造会社のホームページ。作っている人を正面からモノクロで撮った写真を置いたトップ画面
制作例:救急車と重機の特装を手がける会社のホームページ。車だけを見せるのではなく、作っている人を正面から。モノクロで揃えて、車体と人を同じ硬さで見せています。

スマホで見る人がほとんどなので、電話番号は押すとそのままかかる形にしておきます。地図アプリの店の情報も、ホームページと同じ営業時間・同じ写真にそろえておくと、迷う人が減ります。Googleマップの記事もあわせてどうぞ。

店の中の掲示と待合も、同じ言い方で

車屋さんや整備工場では、お客さんが作業を待つ時間があります。待合のテーブルや受付のまわりは、店のことをゆっくり知ってもらえる貴重な場所です。ここに、次の車検の時期の目安や、季節の点検の案内、LINEの登録の案内などを、看板やチラシと同じ色・同じ言い方で置いておくと、次の来店につながりやすくなります。

受付で渡す見積書や作業の明細も、お客さんが手元に持ち帰る紙です。店の名前と連絡先、次の点検の目安が分かりやすく入っているだけで、次に困ったときに思い出してもらえます。書類の型づくりは書類のテンプレートの記事で説明しています。

店の中でそろえておきたいもの

  • 受付の案内(作業の流れと、待つ時間の目安の伝え方)
  • 待合の掲示(季節の点検・タイヤ交換・LINEの案内)
  • 見積書・作業明細(店名・連絡先・次の点検の目安)
  • 名刺やショップカード(担当者の名前と顔)

図5 店の中でそろえておきたいもの

アートディレクターの目線:遠くで読めるものは、近くでも読める

木下貴博は、名刺1枚でも「誰が・どこで・どう受け取るか」から決めています。車屋さんの場合、いちばん厳しい見られ方をするのは、走っている車の中から見る看板です。そこで読める言葉の数と大きさを先に決めておけば、チラシやホームページに持ってきても、伝わる順番は崩れません。反対に、ホームページの画面で決めた細かい言い回しを看板に載せると、ほとんど読まれません。デザインは、いちばん遠い場所から決めて、近い場所へ広げていく。そのほうが、看板・チラシ・ホームページの言い方が自然にそろいます。

滋賀の車屋さんの看板・チラシ・HPの料金の目安

それナル?では、料金を先に全部出しています。車屋さん・整備工場でよく頼まれるものを、表にまとめました(税抜)。

表2 車屋さん・整備工場でよく頼まれるものの料金(税抜)
頼むもの料金中身
野立て・壁面の看板39,800円〜現場写真への合成つき・製作費取付費は別
のぼり・置き看板19,800円〜店先・入口の案内
チラシ(A4)片面19,800円〜/両面29,800円〜車検・タイヤ交換の告知
ホームページ1ページ(相談しながら)49,800円打ち合わせ1回・修正2回まで・文章の整理も手伝う
小さなホームページ(5ページまで)98,000円〜問い合わせフォーム込み
名刺14,800円〜両面

看板を新しくするなら、同じ言葉と色でチラシと名刺もそろえると、店の印象が一度に変わります。まず看板だけ、まずチラシだけ、という頼み方もできます。

どこから手をつけるか

全部を一度に新しくする必要はありません。順番の目安は、いちばん多くの人が見るものからです。前の道路の交通量が多い店なら看板から、既存のお客さんが多い店なら車検のはがきやチラシから、地図アプリで探されることが多い店ならホームページから。どこから手をつけるか迷うときは、いまの看板やチラシの写真を送っていただければ、見積りといっしょに順番の考え方もお伝えします。

看板の製作費・取付費、印刷代、撮影、サーバー・ドメイン代(年1,500〜15,000円ほど・ご本人名義)は含まれていません。料金が上がるのは、直しが決めた回数を超えたとき(1回5,000円〜)、ページや枚数が増えたとき、急ぎのとき(+30〜50%)の3つだけです。全体の料金は料金のページにまとめています。

滋賀で車屋さんの看板・チラシを頼むなら:それナル?(木下スタジオ)の進め方

それナル?は、木下スタジオ(滋賀・木下貴博)が運営する、小さく早く頼める入口です。車屋さん・整備工場の看板やチラシは、次のように進めます。

  • 窓口は1人:聞き取りから納品まで、同じ人が担当します。看板・チラシ・ホームページの言い方を、同じ人がそろえます
  • 値段を先に出す:製作費や印刷代など、含まれないものまで見積りの段階でお伝えします。見積りは無料です
  • 作ったデータはお渡しする:看板屋さんや印刷会社にそのまま渡せます。次の季節のチラシにも使い回せます

打ち合わせは基本オンラインです。看板の場所を見たほうが早いときだけ伺います。対応エリアは大津・草津・栗東・近江八幡・東近江・彦根・長浜・高島など滋賀県内と、京都・大阪・名古屋です。返事は24時間以内(土日祝は翌営業日)、受付は毎月3社までです。看板の窓口は看板のページ、チラシはチラシ・ポスターのページにあります。

看板の製作や取り付けも頼めますか?

それナル?が受けるのはデザインです。製作費・取付費は別になります。看板屋さんにそのまま渡せるデータでお渡しします。付き合いのある看板屋さんがあれば、そちらに渡していただけます。

看板の場所を見に来てもらえますか?

現場の写真を送っていただければ、その写真にデザインを合成して確かめられます。実際に見たほうが早い場合は伺います。滋賀県内のほか、京都・大阪・名古屋にも対応しています。

車検の料金をチラシに書くべきですか?

車種や状態で変わる場合は、金額より「見積りを先に出す」などの料金の考え方を書くのがおすすめです。書く場合は、実際に受けられる条件をそのまま添えます。

ロゴが古いのですが、看板だけ新しくできますか?

できます。いまのロゴのまま看板の組み方を整えることも、ロゴから見直すこともできます。ロゴを見直す場合は49,800円〜(3案から1つ・名刺デザイン込み)です。

ほかの記事

LINEで相談する フォームで相談する