滋賀の車屋さん・整備工場のデザイン|看板・チラシ・HP
「長く地元でやってきたのに、看板が古くて、前を通る人に何の店か伝わっていない気がする」。滋賀の車屋さんや整備工場から、よく聞く悩みです。この記事では、車屋さん・整備工場の看板、車検や整備のチラシ、ホームページを、道路を走る人と近所の人に伝わる形にする方法を説明します。何を一番大きくするか、どこに何を置くか、頼むときの料金と進め方まで順番に見ていきます。
滋賀の車屋さん・整備工場は「道路から選ばれる」
滋賀は車で動くことが多い県です。大津や草津の幹線道路沿い、彦根・東近江・長浜の国道沿いには、販売店、整備工場、板金塗装、タイヤやカー用品の店が並んでいます。お客さんの多くは、ふだん通る道で店を見かけて、名前や場所をなんとなく覚えています。
つまり、車屋さんや整備工場にとって、いちばん多くの人が見るデザインは道路から見える看板です。ホームページやチラシは、その看板で覚えてもらった店を「確かめる」ための場所、という役割になりやすいです。
ところが、長く続いている店ほど、看板が開業当時のままということがよくあります。社名だけが大きく、何をしてくれる店なのかが小さい。色があせて、夜は暗くて読めない。お客さんにとっては「あそこに何かある」ことしか伝わっていません。
看板で覚えてもらう
道路を走りながら、何の店かと場所を覚えてもらう。いちばん多くの人が見る。
チラシで思い出してもらう
車検の時期や季節のタイヤ交換に合わせて、「そういえば」と思い出してもらう。
HPで確かめてもらう
料金の考え方、できる作業、場所と営業時間。電話の前に安心してもらう。
図1 車屋さん・整備工場の看板・チラシ・HPの役割
看板は「何をしてくれる店か」を一番大きく
道路沿いの看板は、走っている車から一瞬しか見られません。その一瞬で伝わるのは、多くても2つか3つの情報です。だから、看板に何を載せるかより先に、何を載せないかを決めます。
車屋さんや整備工場の看板で、いちばん大きくしたいのは、社名よりも何をしてくれる店かです。「車検」「整備」「板金塗装」「中古車」のように、お客さんが探している言葉を大きく置きます。社名は、それより一段小さくても覚えてもらえます。来店してもらえば、社名は自然に覚えてもらえるからです。
よくある形
- 社名がいちばん大きい
- 扱うメーカーや作業を全部並べる
- 電話番号が小さく、走りながら読めない
- 入口の場所が分からない
こうすると伝わる
- 「車検・整備」など、何の店かを一番大きく
- 載せる言葉は2〜3個に絞る
- 入口の方向を矢印や距離で示す
- 細かい情報はHPとチラシに任せる
図2 車屋さんの看板で、よくある形と伝わる形

看板は現場の写真に合わせて確かめる
看板は、画面の上で見ているときと、実際に道路から見たときとで、印象が大きく変わります。それナル?では、野立てや壁面の看板は、実際の場所の写真にデザインを合成してお見せしています。周りの建物や木、ほかの看板の色と並べて見ると、「この色だと埋もれる」「この大きさなら読める」が分かります。
看板の大きさと文字の考え方は、野立て看板の記事にくわしく書いています。店先に立てるのぼりはのぼり旗の記事もあわせてどうぞ。
車検・整備のチラシは「時期」で組む
車屋さんや整備工場のチラシは、季節とつながっています。春の新生活、冬タイヤへの交換、雪の前の点検、年度末の車検。とくに湖北や高島のように雪の多い地域では、タイヤ交換の時期に合わせた告知が大事になります。
だからチラシは、「いつ」「何を」「どうすれば」の順で組みます。
- いつタイヤ交換・車検の時期
- 何をやってくれる作業
- どのくらい時間と費用の考え方
- どこで場所と地図・駐車
- どうする予約の方法を1つ
図3 車検・整備のチラシの組み方
料金は「考え方」を見せる
車検や整備の料金は、車種や状態で変わるため、チラシに金額を書きにくいことが多いです。その場合は、金額そのものより料金の考え方を見せると安心につながります。「見積りを出してから作業します」「交換が必要な部品は、写真でお見せしてから決めます」といった一言です。お客さんが車屋さんに対していちばん不安に思うのは、「知らない間に高くなること」だからです。
ここに書くのは、店でいま実際にやっていることだけにします。やっていないことを約束すると、かえって信頼を落とします。
整備のチラシに入れておきたいもの
- 何の告知か(車検・タイヤ交換・点検など)を一番大きく
- 受付の期間と、混みやすい時期の目安
- 作業にかかる時間の目安と、待つ場所があるか
- 料金の考え方(見積りを先に出す、など)
- 場所の地図と、目印になる建物
- 予約の方法(電話・LINEなど、いちばん受けやすいもの)
図4 整備のチラシのチェックリスト
配る場所に合わせて大きさを決める
整備のチラシは、配り方によって向いている形が変わります。新聞の折込やポストへの配布ならA4、来店したお客さんに手渡すならはがきくらいの大きさ、店先や待合に置くなら少し厚めの紙、というように、受け取る場面から考えます。既存のお客さんに車検の時期を知らせるはがきは、前回の作業の記録とつながっていると、「うちの車のことを覚えてくれている」と感じてもらえます。どの形にするかは、相談の段階で一緒に決めます。
季節ごとに告知を出すなら、1年の流れを先に決めておくと楽になります。季節の販促カレンダーの記事で考え方をまとめています。
ホームページは「電話の前」に読まれる
看板やチラシで店を知った人が、電話をかける前に確かめるのがホームページです。地図アプリで店名を探して、そこからホームページを開く人も多いです。ここで見たいのは、凝った演出ではなく、次のようなことです。
| 知りたいこと | 置き方 |
|---|---|
| 何をしてくれる店か | 最初の画面で、看板と同じ言葉を1行で |
| どんな人がやっているか | 作業している人の写真と、ひとこと |
| 料金の考え方 | 見積りの出し方、代車の有無など |
| 場所と営業時間 | 地図、目印、定休日、駐車できる台数 |
| 予約・問い合わせ | 電話を大きく。スマホで押せばそのままかかる形に |
とくに大事なのは、人の顔です。車を預けるお客さんは、「この人に任せて大丈夫か」を見ています。整備している手元や、お客さんと話している様子の写真が1枚あるだけで、電話をかけるハードルが下がります。

スマホで見る人がほとんどなので、電話番号は押すとそのままかかる形にしておきます。地図アプリの店の情報も、ホームページと同じ営業時間・同じ写真にそろえておくと、迷う人が減ります。Googleマップの記事もあわせてどうぞ。
店の中の掲示と待合も、同じ言い方で
車屋さんや整備工場では、お客さんが作業を待つ時間があります。待合のテーブルや受付のまわりは、店のことをゆっくり知ってもらえる貴重な場所です。ここに、次の車検の時期の目安や、季節の点検の案内、LINEの登録の案内などを、看板やチラシと同じ色・同じ言い方で置いておくと、次の来店につながりやすくなります。
受付で渡す見積書や作業の明細も、お客さんが手元に持ち帰る紙です。店の名前と連絡先、次の点検の目安が分かりやすく入っているだけで、次に困ったときに思い出してもらえます。書類の型づくりは書類のテンプレートの記事で説明しています。
店の中でそろえておきたいもの
- 受付の案内(作業の流れと、待つ時間の目安の伝え方)
- 待合の掲示(季節の点検・タイヤ交換・LINEの案内)
- 見積書・作業明細(店名・連絡先・次の点検の目安)
- 名刺やショップカード(担当者の名前と顔)
図5 店の中でそろえておきたいもの
アートディレクターの目線:遠くで読めるものは、近くでも読める
木下貴博は、名刺1枚でも「誰が・どこで・どう受け取るか」から決めています。車屋さんの場合、いちばん厳しい見られ方をするのは、走っている車の中から見る看板です。そこで読める言葉の数と大きさを先に決めておけば、チラシやホームページに持ってきても、伝わる順番は崩れません。反対に、ホームページの画面で決めた細かい言い回しを看板に載せると、ほとんど読まれません。デザインは、いちばん遠い場所から決めて、近い場所へ広げていく。そのほうが、看板・チラシ・ホームページの言い方が自然にそろいます。
滋賀の車屋さんの看板・チラシ・HPの料金の目安
それナル?では、料金を先に全部出しています。車屋さん・整備工場でよく頼まれるものを、表にまとめました(税抜)。
| 頼むもの | 料金 | 中身 |
|---|---|---|
| 野立て・壁面の看板 | 39,800円〜 | 現場写真への合成つき・製作費取付費は別 |
| のぼり・置き看板 | 19,800円〜 | 店先・入口の案内 |
| チラシ(A4) | 片面19,800円〜/両面29,800円〜 | 車検・タイヤ交換の告知 |
| ホームページ1ページ(相談しながら) | 49,800円 | 打ち合わせ1回・修正2回まで・文章の整理も手伝う |
| 小さなホームページ(5ページまで) | 98,000円〜 | 問い合わせフォーム込み |
| 名刺 | 14,800円〜 | 両面 |
看板を新しくするなら、同じ言葉と色でチラシと名刺もそろえると、店の印象が一度に変わります。まず看板だけ、まずチラシだけ、という頼み方もできます。
どこから手をつけるか
全部を一度に新しくする必要はありません。順番の目安は、いちばん多くの人が見るものからです。前の道路の交通量が多い店なら看板から、既存のお客さんが多い店なら車検のはがきやチラシから、地図アプリで探されることが多い店ならホームページから。どこから手をつけるか迷うときは、いまの看板やチラシの写真を送っていただければ、見積りといっしょに順番の考え方もお伝えします。
看板の製作費・取付費、印刷代、撮影、サーバー・ドメイン代(年1,500〜15,000円ほど・ご本人名義)は含まれていません。料金が上がるのは、直しが決めた回数を超えたとき(1回5,000円〜)、ページや枚数が増えたとき、急ぎのとき(+30〜50%)の3つだけです。全体の料金は料金のページにまとめています。
滋賀で車屋さんの看板・チラシを頼むなら:それナル?(木下スタジオ)の進め方
それナル?は、木下スタジオ(滋賀・木下貴博)が運営する、小さく早く頼める入口です。車屋さん・整備工場の看板やチラシは、次のように進めます。
- 窓口は1人:聞き取りから納品まで、同じ人が担当します。看板・チラシ・ホームページの言い方を、同じ人がそろえます
- 値段を先に出す:製作費や印刷代など、含まれないものまで見積りの段階でお伝えします。見積りは無料です
- 作ったデータはお渡しする:看板屋さんや印刷会社にそのまま渡せます。次の季節のチラシにも使い回せます
打ち合わせは基本オンラインです。看板の場所を見たほうが早いときだけ伺います。対応エリアは大津・草津・栗東・近江八幡・東近江・彦根・長浜・高島など滋賀県内と、京都・大阪・名古屋です。返事は24時間以内(土日祝は翌営業日)、受付は毎月3社までです。看板の窓口は看板のページ、チラシはチラシ・ポスターのページにあります。
看板の製作や取り付けも頼めますか?
それナル?が受けるのはデザインです。製作費・取付費は別になります。看板屋さんにそのまま渡せるデータでお渡しします。付き合いのある看板屋さんがあれば、そちらに渡していただけます。
看板の場所を見に来てもらえますか?
現場の写真を送っていただければ、その写真にデザインを合成して確かめられます。実際に見たほうが早い場合は伺います。滋賀県内のほか、京都・大阪・名古屋にも対応しています。
車検の料金をチラシに書くべきですか?
車種や状態で変わる場合は、金額より「見積りを先に出す」などの料金の考え方を書くのがおすすめです。書く場合は、実際に受けられる条件をそのまま添えます。
ロゴが古いのですが、看板だけ新しくできますか?
できます。いまのロゴのまま看板の組み方を整えることも、ロゴから見直すこともできます。ロゴを見直す場合は49,800円〜(3案から1つ・名刺デザイン込み)です。


